クワガタの産卵にはほぼ100%使う道具の1つが”産卵木”なのですが、いろいろな問題なども抱えています。
その中でも気になる項目が産卵木に生える”カビ問題”でして、見た目的には最悪ですし、実際産卵に影響はあるの?と気になることもあるでしょう。
ですので、この記事では産卵木にカビが生える原因や対策する方法、生えても大丈夫なのか?について解説していきます。
産卵木にはすぐにカビが生える
そもそも、産卵木にカビが生えるのか?ということですが、結論を言うと=放っておくと普通にカビは生えるです。
と、言うのも産卵木は使用する前に”加水”と言う行動をするのですが、加水によって水分を纏い湿気るためカビやすくなります。
ですので、カビが生える=NGではなく、産卵木をしっかり使うためにはカビが生えるのは仕方ないと考えるべきです。
産卵木にカビが生えても大丈夫なの?
産卵木にカビが生えるのは仕方がないのですが、それでも生えて大丈夫なの?については結論=大丈夫と言えます。
と、言うのも自然下ではカビなどは当然ありますし、むしろカビ以上にクワガタにとっては“害”なものが沢山あるでしょう。
ですので、飼育下でクワガタ以外ケースの中で存在しない状態で、多少産卵木がカビたところで全然問題ありません。
とは言っても、カビが生えてメリットなことはあまりないので、その点についてはカビが生えないように努力するべきです。
産卵木にカビが生えるのを防ぐ方法
産卵木にカビが生えるのを防ぐ方法については、結論を言うとありません。
ですので、使用前に加水したり、使用中にカビが生えてくることは必然と言っても過言ではありません。
とは言っても、ここではある程度カビが生えないようにする方法について紹介します。
しかし、非常に難しい方法ですし、しても特別良いと言うわけではないので、費用対効果を考えるとする必要はありません。
方法1,湿度の調整
産卵木にカビが生えるのを防ぐ方法1つ目は「湿度の調整」です。
カビは空気上にあるカビ胞子が、温度・湿度・栄養源などをもとに付き発生するため、どこかの条件を潰す必要があります。
その中でも難しいですが、変えても良い部分が”湿度”でしてここをうまく調整してあげるとカビを発生させずに産卵木を使用できるでしょう。
しかし、湿度を調整する空気清浄機や場所などを意識しなければいけないので、かなりの手間でして、費用対効果を考えてもメリットはありません。
方法2,産卵木の加水なし
産卵木にカビが生えるのを防ぐ方法2つ目は「産卵木の加水なし」です。
産卵木は使用前に基本的に加水をして使うべきでして、ブリーダーの方もめちゃくちゃ時間なども考えて加水します。
しかし、加水することによって上記で紹介したように湿度が高くなり、カビが生えやすい環境を作ってしまいます。
ですので、極論カビを生やしたくないのであれば、加水しないことが一番でしょう。
まとめ:カビはクワガタにとって普通
本記事では「産卵木のカビ問題について|クワガタにとっては普通」についてお話してきました。
カビに関しては人間にとっては悪ですしあまり見栄えが良いものではないので、できるだけ関わりたくないでしょう。
ですが、カブトムシやクワガタなどを飼育していると、カビとは一心同体レベルです。
ですので、カビが嫌いでも諦めるしかないですし、それこそダニやトビムシ、線虫などカビ以外に人間にとっては害なものは多くあります。詳しくはこちら
しかし、クワガタの産卵木にカビが生えようが、産卵結果にあまり影響しないので、安心して使用して大丈夫です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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