カブトムシ

カブトムシの交尾後はオスとメスは別居すべき|種類によっては終了

カブトムシのオス・メスを購入して飼育を始めた方は、次のステップとして交尾→産卵へと向かっていくと思います。

その際に、色々意識すべき点はあるのですが、その中でも産卵を成功させるためには、交尾後の行動が重要です。

その1つが交尾後の別居でして、大体の人が間違えるのですが、1つの飼育ケースでオスとメスは一緒に飼育しないようにしましょう。

もちろん、産卵をする見込みがないのであれば一緒のケースでOKですが、産卵を失敗したくない方はこの記事をご参考ください。

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カブトムシは基本穏やかな性格

カブトムシは基本的に昆虫の中でも穏やかな性格でして、人間が容易に捕獲&飼育できることで有名でしょう。

しかし、交尾や産卵のタイミングはどんな生き物でもそうですが、子孫繁栄をするため穏やかには生活できません。

特に、昆虫はカブトムシであれば3,4ヶ月と短く、一生懸命に子孫を残そうとしています。

この行動が自然下であれば全然問題ありませんが、飼育ケース内ではまた別に話になりますので、詳しくは下記で紹介します。

カブトムシの交尾後に別居すべき理由

カブトムシは冒頭でも言ったように子孫繁栄関係なく飼育をするだけであれば一緒に飼育するのはOKです。

しかし、きちんと産卵して来年のために残したいのであれば、交尾を完了した後はオスとメスを別居させましょう。

理由については下記の通りです。↓

<交尾後に別居すべき理由>

順番に、紹介していきます。

理由1,産卵の邪魔をする

カブトムシの交尾後に別居すべき理由1つ目は「産卵の邪魔をする」です。

交尾の後は産卵を行うのですが、それはメスの仕事でオスは何もしないのですが、交尾欲が凄く終了してもずーっと追いかけ回します。

と、なるとメスは潜って産卵を行いたいのに、無理やりオスが追いかけて捕まえてしまったり、潜らないようにしたりなど。

ですので、総じて産卵の邪魔をするので、上手くメスが産卵できない可能性が上がります。

理由2,卵を潰す

カブトムシの交尾後に別居すべき理由2つ目は「卵を潰す」です。

カブトムシは主にメスは潜って、オスはあまり潜らないので土の中に卵を産めば安全と思われがちです。

しかし、全然そんなことなくメスを追いかけ回す内に、土が削れたりメスが逃げ回る影響で、せっかく産んだ卵を潰してしまったりしてしまいます。

基本的に全てを潰すことはないものの、一部しか残らないので目標にしている産卵数には及ばなくなるでしょう。

理由3,喧嘩でメスを殺す可能性がある

カブトムシの交尾後に別居すべき理由3つ目は「喧嘩でメスを殺す可能性がある」です。

まだ上記の理由であればある程度めは潰れるものの、1番最悪の場合はオスが交尾を嫌がるメスに怒ってしまい喧嘩してしまいます。

こうなると流石にオスの力が強いため、メスが投げられたり、足が折れたりしてしまい最悪の場合は死亡することです。

国産カブトムシは基本的に起こらないとはいえ、可能性はありますし、強いカブトムシや外国産はさらに危険ですので、これだけは1番注意しましょう。

別居するにはスペースとケースが重要

とは、言ってもカブトムシのオス・メスを別居させるためには、スペースやケースなども別途必要になってきます。

ですので、玄関だけで飼育している方や部屋の隅で飼育している方などはスペースを確保できるのかを事前に確認しておきましょう。

メスは産卵セットである程度サイズは必要ですが、国産カブトムシのオスであればコバエシャッターのSで十分です。

ですので、スペースや+で必要な道具はあるものの、ヘラクレスなどの大型でない限りは気にしなくてもいいかもしれません。

まとめ:カブトムシの交尾後は注意が必須

本記事では「カブトムシの交尾後はオスとメスは別居すべき|種類によっては終了」についてお話してきました。

国産のカブトムシは基本的に穏やかな性格で、どのような状況下でもオスがメスを襲うことはありません。

ですが、交尾の最中もしくは子孫繁栄期であれば性格はガラリと変わり、邪魔をするものは襲ったり、殺してしまう可能性があります。

ですので、交尾が終わりメスが卵を産もうとするのであれば、オスは別居させてください。

別居することができれば、メスも卵を安全に産めますし、オスが下手に暴れ回る必要がないので安心して飼育ができます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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