カブトムシ

カブトムシがひっくり返るのはなぜ!?|理由や原因・対策方法を紹介

カブトムシの飼育を行っていると見かけることが多々あるのですが、その中でも頻繁に見かけるのが”ひっくり返る”状態です。

マットの上で反対に向いて足をバタバタとしている状況は、可愛い反面・昆虫感が強くて気持ち悪いという方もいます。

そんな状況が頻繁に起こったり、常にその状態になってしまうと最悪の場合”死”です。

ですので、この記事ではカブトムシがひっくり返る理由・原因や対策方法なども紹介していきます。

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カブトムシは頻繁にひっくり返る

カブトムシは思った以上に頻繁にひっくり返ることがあり、ブリーダーであれば日常茶飯事で慣れてしまいました。

ですが、初めて飼育する方であれば「ヤベェ…大丈夫かな?」と思うのは当然です。

最初はびっくりしたとしても段々と慣れますので、仕方ないな…ぐらいで元に戻してあげましょう。

カブトムシがひっくり返る原因4選

カブトムシは飼育していると頻繁にひっくり返るのですが、その原因は明確です。

ですので、ここでは飼育していてひっくり返る原因を4つほどご紹介します。

<ひっくり返る原因>

原因1,餌を求めて暴れる

カブトムシがひっくり返る原因1つ目は「餌を求めて暴れる」です。

カブトムシは常に餌がなければダメでして、少しでも餌が切れてしまうと、飼育ケース内でバタバタと暴れます。

そうすることで、飛んだり・飼育ケースをよじ登ろうとして滑ってしまい後ろに向かって転んでしまいます。

こうなると、何か掴むものがない限り中々元の姿に戻ることができません。

原因2,背中の方が重く丸い

カブトムシがひっくり返る原因2つ目は「背中の方が重く丸い」です。

カブトムシはこのように↓見たら分かるぐらい背中の方がもっこりしており、重たい+丸いためコロコロと転がります。

上記で紹介した”原因1”でも暴れた際に後ろに転んでしまうのは、形状によってです。

少しでもたてった状態で飼育ケースを登ろうとすると、バランスを崩せば真後ろに転んでしまいます。

原因3,地面を歩く体ではない

カブトムシがひっくり返る原因3つ目は「地面を歩く体ではない」です。

カブトムシは本来、木の横を伝っていたり歩くため、そもそも地面を歩く体ではありません。

ですので、飼育ケース内で土マットやひのきマットを敷いているだけであれば、どうしても上に上に行こうとします。

よって、転んでしまいひっくり返るのですが、ひっくり返った後の対応がない体の仕組みですので、簡単に立ち上がることができません。

原因4,老化現象

カブトムシがひっくり返る原因4つ目は「老化現象」です。

カブトムシはどうしても老化してしまうと「符節取れ・足の麻痺・バランス力の低下」が起こってしまいます。

若い時はある程度無茶をしても転ぶことが無い場合でも、老化すれば足に力が入らなくなるためひっくり返る可能性は高くなります。

これに関しては人間と一緒ですので、仕方がないといえば仕方がないと言えるでしょう。

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カブトムシがひっくり返るのを防ぐ方法

カブトムシがひっくり返るのは上記でも紹介したように、いろいろな理由や原因があるのですが、もちろん対策方法もあります。

下記で紹介する対策方法を行えば、基本的にひっくり返ることはないと言えるでしょう。

ですので、ぜひ今ひっくり返ることで悩んでいる方は、試してみてください。

<ひっくり返るのを防ぐ方法>

対策方法1,止まり木などを入れる

カブトムシがひっくり返るのを防ぐ方法1つ目は「止まり木などを入れる」です。

1番効果があるのは、止まり木などを入れることでして、1ケースに3,4個さえ入れておけばひっくり返ることがあっても元に戻ることができます。

筆者は昆虫用の止まり木ではなく、バークチップと呼ばれるものを入れております。

これによってひっくり返ることは少なくなりましたし、そもそもひっくり返ることさえ無くなったので1番最初に対策するべきです。

筆者が使っているバークチップはこちら↓

対策方法2,餌を切らさない

カブトムシがひっくり返るのを防ぐ方法2つ目は「餌を切らさない」です。

カブトムシを飼育したら餌はどれくらいあげれば良いの?と気になると思いますが、結論=毎日残すぐらいの量になります。

と、言うのも餌が無駄だからと言って2日に1回だったり、完食する程度の量であればすぐに暴れてしまうでしょう。

よって、ひっくり返る可能性が高くなりますので、餌に関しては常に切らさないようにするべきです。

対策方法3,飼育ケースを大きめにする

カブトムシがひっくり返るのを防ぐ方法3つ目は「飼育ケースを大きめにする」です。

カブトムシがひっくり返るタイミングは飼育ケースをよじ登ろうとしたりするときですので、なるべく飼育ケースが広いと転ぶタイミングも少なくなります。

やはり、飼育ケースが狭くなるとそれだけすぐに壁があるため、転ぶ可能性が上がります。

しかし、飼育スペースを考えると中々大きくすることはできないと思いますので、できれば大きいケースで複数飼育ではなく小さいケースで個別飼育がおすすめです。

ひっくり返る=死んでいるではない

カブトムシがひっくり返ると=死んでいると思われがちですが、決して=ではありません。

確かに、道端やイメージでは昆虫が死んでいる時はひっくり返っているのですが、これはただ元に戻ることができなかっただけです。

と、言うのも自然界でもひっくり返ることはあり、ここから元に戻れれば良いのですが、あいにく戻れない場合があります。

こうなると体力を消費+餌を食べることができないので、”死んでしまう”となります。

なので、確かにひっくり返ることで死んでしまう確率は上がるのですが、決してひっくり返る=死んでしまうと言うことではありません。

まとめ:ひっくり返るのは仕方がない

本記事では「カブトムシがひっくり返るのはなぜ!?|理由や原因・対策方法を紹介」についてお話してきました。

考え方としては「カブトムシは飼育をしているとひっくり返るもの」と思うべきです。

仕方がないと割り切った上で、なるべくひっくり返らないようにしてから定期的に状況を見てあげましょう。

よって、気づいたら死んでいる…と言うことはなくなるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事もありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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