昆虫といえばカブトムシとクワガタと言うイメージがありますが、結局何が違うの?と思ったことが誰しもあるでしょう。
と、言って考えてみても明確な答えが出るのは“見た目”だけと言うのはザラです。
この記事を書いている筆者も思ったことがありましたので、自分で飼育したり調べたりした結果の違いを紹介します。
カブトムシとクワガタの違い5選
カブトムシとクワガタは明確に違うのは”見た目”は当たり前ですが、他にも色々な違いが存在しています。
ですので、ここではそこから選抜してカブトムシとクワガタの違いを5つほど紹介します。
違い1,見た目
カブトムシとクワガタの違い1つ目は「見た目」です。
これに関しては、上記でも言ってきたのでお分かりだとは思いますが、一応紹介するとカブトムシはツノのイメージで、クワガタはハサミのイメージです。↓
<カブトムシ>
<クワガタ>
と、写真で見ると明確に分かります。
上記の写真では分かりやすいようMade in Japan(国産)のもので見比べています。
違い2,寿命
カブトムシとクワガタの違い2つ目は「寿命」です。
一見、カブトムシとクワガタは一括りにされがちですので、寿命も同じじゃないの?と思われがちですが、実は全然違います。
<クワカブの寿命>
カブトムシ | 3ヶ月~6ヶ月 |
---|---|
クワガタ | 1年~3年 |
と、なっています。
もちろん、種類によっては多少前後の誤差はありますが、カブトムシとクワガタでは全然寿命が違うのが分かると思います。
ですので、長く飼育していきたいと思うのであれば圧倒的にクワガタがおすすめです。
違い3,産卵方法
カブトムシとクワガタの違い3つ目は「産卵方法」です。
カブトムシとクワガタは同じような生き物なので、産卵方法なども同じかな?と思いがちですが、実は全然違います。
と、言うのもカブトムシはマット(土)に直接産卵をするのですが、クワガタに関しては朽木と言う木に産卵をします。
これも種類によってはクワガタでもマットに生む場合もありますが、基本的には木に産卵すると思っていて間違いありません。
違い4,種類数
カブトムシとクワガタの違い4つ目は「種類数」です。
カブトムシとクワガタは日本の国産だけで見ても明らかにクワガタの種類が多いのですが、全世界を見てもクワガタの種類が多めです。
<クワカブの種類数>
カブトムシ | 約1,200種 |
---|---|
クワガタ | 約1,400種 |
に、なっています。
カブトムシとクワガタを合計すると約2,600種類と言う驚異の数になるのですが、結論クワガタの方が種類だけで見ると多いと言う事実です。
違い5,幼虫時のマット
カブトムシとクワガタの違い5つ目は「幼虫時のマット」です。
カブトムシとクワガタは幼虫だけを見ると一緒に感じるのですが、実は飼育するマットを間違えると死亡させる恐れがあります。
と、言うのもカブトムシとクワガタでは成長に適応できるマットの環境が違います。
<クワカブ幼虫のマット>
カブトムシ | 菌に弱いため、捕食するマットは発酵マットと呼ばれるマットで”おがくず”だけを中心に食べて成長します。 |
---|---|
クワガタ | 主に菌を餌に”おがくず”を捕食しますので、菌糸ビンと呼ばれるものに入れると大きく成長すると言われている。 |
と、なっています。
ですので、自分がカブトムシやクワガタのどちらを買うのかで、マットも決めましょう。
違いがあるからどちらも魅力的
カブトムシとクワガタどっちが良いの?とよく質問で見受けられますが、結論で言うとどっちもおすすめと言えます。
今回紹介したように、色々な違いがあるからこそどちらも奥が深く魅力的に感じます。
なので、自分の飼育したい種類や自分が飼育できる場所の環境に合うのがどれなのかと言うことで選ぶしかないと言えるでしょう。
まとめ:カブトムシとクワガタの違いについて
本記事では「カブトムシとクワガタの違い5選|見た目やマットなども含めて紹介」についてお話していきます。
カブトムシとクワガタは今回紹介したように、色々な違いが存在しますが、結論どちらも魅力的で“最高”ということです。
上記で紹介した違いは言っても目立つ5つを紹介したのですが、他にも細かいところを言えば後10個ぐらいは出せると思います。
それぐらい一見同じ昆虫に見えますが、繊細な部分や細かな部分なので変わるので、そのようなところに注目して飼育するのもまた違った楽しみ方ができるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫の情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。