カブトムシ

カブトムシのオス・メスが動き回るのはなぜ?|理由や対策方法を紹介

カブトムシの成虫を飼育していると、ケース内でカチャカチャと動き回っていることが多々あります。

これは色々な理由があるのですが、飼育者からすれば頼むから動かないで… と思うはず。

もちろん、生き物ですので”仕方がない”という一言で言うことはできるのですが、それではこの記事に辿り着いた意味がありません。

ですので、下記ではブリーダーとして感じた「カブトムシの成虫が動き回る理由」などについて紹介していきます。

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カブトムシは動き回るのが普通

カブトムシの成虫が動き回るのは基本的に”普通”でして、逆に動かないと心配になるぐらい。

これは昆虫の本能?と言うことで、餌を常に探したり、交尾をするために異性を探したりなど動き回るのが普通です。

特に、昆虫は夜行性が基本的ですので、下記で紹介する3つの理由では対策することができない根本的な原因があります。

ですので、夜であればカチャカチャと動くのが”普通”・”当たり前”と思っておく方が良いでしょう。

カブトムシの成虫が動き回る理由3選

カブトムシの成虫が動き回るのは仕方ないと言いましたが、ここでは詳しくなぜ動き回るのかについてご紹介します。

<動き回る理由>

理由1,餌切れ

カブトムシの成虫が動き回る理由1つ目は「餌切れ」です。

カブトムシは常に餌がある状態でなければいけない生きものでして、少しでも餌が無くなると飼育ケース内をバタバタ動き回ります。

基本的にはこれを意識しておけば、ある程度の動き回る行動を抑止することが可能です。

ですので、16・18gのゼリーでしたら1日に2個入れてあげて、毎日交換するようにしてください。

理由2,飼育環境の悪化

カブトムシの成虫が動き回る理由2つ目は「飼育環境の悪化」です。

飼育環境は人それぞれ違うと思いますが、土マットorひのきマットであれば遅くても2週間、できれば1週間で交換をしましょう。

これはカブトムシのおしっこや湿気などで、マット関係がグチャグチャになります。

よって、飼育環境が悪化してしまい、カブトムシの成虫が落ち着くことができないので、餌があっても動き回る可能性があります。

理由3,交尾の準備

カブトムシの成虫が動き回る理由3つ目は「交尾の準備」です。

カブトムシの寿命は1~3ヶ月という短命ですので、その間に子孫を残さなければいけないという本能が働きます。

そのため、後食(餌を食べ始めた以降)が開始して2週間程度すると活発に活動します。

しかも、カブトムシは自分が死ぬまでずーっと交尾を意識しているため、これに関しては死ぬまで対策することはできません。

まとめ:餌は切らさないように注意

本記事では「カブトムシのオス・メスが動き回るのはなぜ?|理由や対策方法を紹介」についてお話してきました。

カブトムシの成虫はどうしても動き回るのが普通ですので、その点は諦めるべきです。

特に、夜に関しては自分が寝るところの近くで飼育していると、睡眠をめちゃくちゃ邪魔してくるでしょう。

ですが、確実にできる対策は「餌を切らさない」ことでして、追加で言えば「飼育環境の悪化を防ぐ」ことです。

飼育は基本的に簡単ですので、2,3ヶ月の短い間大切に飼育をしていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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