カブトムシ

カブトムシの幼虫を飼育するマットのガス抜きについて|必須項目の1つ

カブトムシの幼虫ようちゅう飼育しいくしていくためには、栄養えいようの高いマット(土)を利用りようする方が、良個体りょうこたいに育つ可能性かのうせいが高くなります。

ですので、ほとんどの方が腐敗土ふはいどというものを使うのですが、このようなマットは”ガスき”というものをする必要ひつようがあります。

とは、言ってもガス抜きって何?という方やどうすれば良いのか?疑問ぎもんに思うでしょう。

ですので、この記事では幼虫を飼育するマットのガス抜きについて徹底的てっていてき紹介しょうかいします。

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ガス抜きとは

そもそも、ガス抜きとは何なのか?という結論けつろん=マットからガスを抜く作業さぎょうのことです。

幼虫の飼育におすすめとされている腐敗している土は、発酵はっこうという活動かつどうによって行われる分解でガスを発生させる可能性があります。

このようなガスが幼虫を飼育するマットで発生はっせいしないために、事前じぜんに抜いておきます。




カブトムシの幼虫マットはガス抜きが必須

カブトムシやクワガタの幼虫を育てるためには栄養の高いマットを使う必要があり、そのようなものは大体発酵させています。

これが完璧かんぺきに発酵していれば、まだ良いのですが、下手すればマットを入れて幼虫を入れた後に再発酵する可能性があります。

こうなるとカブトムシの幼虫が高確率こうかくりつ死んでしまう可能性がある。

ですので、幼虫を入れようと思って購入こうにゅうしてきた腐敗土のマットは、事前にかならガス抜きするようにすべきです。

幼虫マットをガス抜きする理由

幼虫マットにてきしているのは、上記でも言いましたが栄養の高いマットですが、これに最適なのは未熟みじゅく発酵のものです。

ですので、ガス抜きは必須ですが、なぜガス抜きをする必要があるのかについて疑問だと思うので、下記で簡単に紹介します。

その前に結論を言うと、幼虫マットをガス抜きする理由=再発酵で死ぬからが前提です。

<マットをガス抜きする理由>

  1. ガス充満じゅうまんで熱を発生
  2. 酸素さんそがなくて苦しい

の、2つになります。

マットが再発酵してしまうと、このような理由で幼虫が死んでしまう可能性があります。




幼虫マットをガス抜きする方法&手順

幼虫マットはガス抜きする必要があると言ってもどうやってすれば良いのか。となるので、ここではガス抜きする方法を紹介します。

下記で、紹介する手順てじゅんでやれば高確率でガス抜きができますので、ご参考さんこうください。

手順1,腐敗土のマットを購入

幼虫マットをガス抜きする手順1つ目は「腐敗土のマットを購入」です。

ガス抜きをするためには、まず腐敗土のマットを購入する必要がありますので、実店舗じってんぽやネット通販つうはんで購入しましょう。

大抵たいてい、腐敗土であればどこでも販売しているので、比較的簡単に手に入るでしょう。

手順2,収納ボックスなどに移し替える

幼虫マットをガス抜きする手順2つ目は「収納ボックスなどにうつえる」です。

購入ができましたら次は、一時保管いちじほかんできるように購入時のふくろ→大きめの収納しゅうのうボックスにマットを移し替えるようにしましょう。

この時には空気にふれれさすのが1番良いので、開けっ放しが良いのですが、なんせ虫が卵をんだりコバエが発生する可能性があります。

ですので、箱には空気穴を複数ふくすう開けて”メッシュフィルター”というものをることで「空気+むし防止」ができ安全にガス抜きを完璧にすることができます。

手順3水を適当に追加していく

幼虫マットをガス抜きする手順3つ目は「水を適当てきとう追加ついかしていく」です。

ガス抜きの8割は上記の”#手順2”で終了しゅうりょうしますが、ここからは実際に再発酵しないのか確認していく作業になります。

次は、ガス抜きができた収納ボックスに入ったマットに水を適当に追加していきましょう。

この調整ちょうせい後々あとあと飼育環境しいくかんきょう影響えいきょうおよぼしてきますので、調整が大事なのですが、どれくらいかといえば「手でギュッとしてくずれない程度」です。

手順4,飼育をして行くケースに入れる

幼虫マットをガス抜きする手順4つ目は「飼育をして行くケースに入れる」です。

水などを追加して加水かすいできましたら、次は収納ボックス→実際に飼育をして行くケースにマットを移し替えていきましょう。

マットの状態はカブトムシであれば、無理して固める必要はないですが、種類によってはかための方が良いものもいます。

その点は自分の飼育しているカブトムシを確認した上でマットをケースに詰めてください。

手順5,半日~2日で再発酵しないか確認

幼虫マットをガス抜きする手順5つ目は「半日~2日で再発酵しないか確認」です。

ガス抜きが完璧に終わったな…と思っても、再発酵しない可能性が100%ではないため、再度さいど確認する必要があります。

これは飼育ケースに土を入れて半日~2日間は直ぐに幼虫を入れるのではなく、実際に飼育する環境で放置ほうちしてください。

そこで、熱を持たず再発酵していないをことを確認してから実際に幼虫を入れてください。

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中にはガス抜きしなくて良いマットも存在

カブトムシの幼虫を大きく成長させたいのであれば、腐敗土が必須で発酵が常に関係かんけいしてくるので、上記で紹介したようにガス抜きが必須です。

ですが、そのような土の中にもガス抜きを”しなくても良い”マットが存在しています。

<ガス抜き不要マット>

  1. 袋に穴が開いているもの
  2. 腐敗土でなく発酵しないもの
  3. 袋に“ガス抜き済”表示のもの

の、3つです。

このようなものであれば、ガス抜きをせずに幼虫を飼育するケースに入れてOKです。

と、言っても100%再発酵しないわけではないので、心配しんぱいの方はさらにガス抜きなどをしておくとさらに安心・安全になります。




まとめ:カブトムシの幼虫マットのガス抜きについて

本記事では「カブトムシの幼虫を飼育するマットのガス抜きについて|必須項目の1つ」についてお話してきました。

カブトムシの幼虫を安全に飼育するのであれば、幼虫マットのガス抜きは必須です。

ブリーダーでなく個人の趣味しゅみでしている人や子どもが買ってきたものを飼育している方であればめんどくさい作業ではあります。

ですが、ここをおろそかにして幼虫を飼育すれば、再発酵がしなければ大丈夫ですが、再発酵しないと言う保証ほしょうはありません。

なので、2~5日間はガス抜きするために、上記”#見出し4”で紹介しました手順で作業をして頂ければと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識情報などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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