地球に存在する生き物※一部は除くは全てにアルビノと呼ばれるようなものが存在しており多数とは違う少数が生まれます。
これは生き物によって現れる部分が違っており、爬虫類などであれば体の色が違っていたり、人間で言えば髪や肌の色素が薄い方などがいらっしゃいます。
ですので、生き物によって現れる部分は異なるのですが、カブトムシ(昆虫)にもかなりの低い確率でアルビノが存在。
この記事ではカブトムシのアルビノに絞ってどのような個体がいるのかをご紹介します。
カブトムシのアルビノは目の色
カブトムシにもアルビノが存在するのですが、特徴が出る部分は”目”だけに特徴が出ます。
こんな感じです。↓
これはヘラクレスオオカブトなのですが、国産のカブトムシにもアルビノは存在します。
色の特徴は「ホワイトアイ・レッドアイ・ピンクアイ」の3種類です。
筆者的にはレッドアイやピンクアイもカッコいいとは感じるのですが、やはりホワイトアイのインパクトには勝てないですね。
ホワイトアイ
7月の話。山で偶々遭った虫採り親子が「病気かな」と見せてくれたのがホワイトアイ(アルビノ)のカブトムシ。
初見。テンション爆上がりで撮影させてもらった。
短命(多分)天然では珍しい(多分)と話すと「大事に育てます」とニコニコして帰っていった。
その後の飼育は良い思い出になったかな。 pic.twitter.com/AVvpK4q3T1— 暇瀬 久人 (@himasect) August 30, 2018
ホワイトアイは、アルビノ個体でも1番数が少なくなかなか世間に出回りません。
しかし、アルビノ個体の中では異常な雰囲気を漂わせているので、価格が4~5倍程度になっても買い手が付きます。
また、筆者が飼育した中ではレッドアイやピンクアイに比べて体の弱い印象があるので、高いにも関わらず寿命は短めです。
ホワイトアイの個体を生み出すためには、親の個体が「黒目×黒目でかなりの確率を引き当てるorホワイトアイ×ホワイトアイ」である必要があります。
レッドアイ
たぶん雰囲気だけで絶対強いと思うのは国産カブトムシのレッドアイだと思うよw(画像は拾い画です) pic.twitter.com/gFBJX7OS8L
— 白井@魚民 (@sakanakihiro) October 8, 2019
アルビノの中ではホワイトアイがずば抜けてカッコいいのですが、レッドアイも負けず劣らず非常にカッコいい感じになります。
これはこれで好きな人が入ると思いますし、ホワイトアイなどと比べるとまだ世の中に回る量も多く存在します。
しかも、筆者が飼育する個体の中ではサイズがまだ出ますし、寿命も比較的通常の個体と大差ない感じではありました。
ですので、初めてのアルビノ飼育を行うのであれば、レッドアイが1番おすすめです。
レッドアイの個体を生み出すためには、親の個体が「黒目×黒目でかなりの高確率を引き当てるorレッドアイ×レッドアイ」である必要があります。
ピンクアイ
ピンクアイのカブトムシが羽化しました!ホワイトアイやレッドアイのように遺伝的な要因でこうなることがあるようなのですが、親は普通のカブトムシだったので驚きです! #生物園 #足立区 #カブトムシ #ピンクアイ pic.twitter.com/uIQSIL9nUv
— 足立区生物園 (@seibutuen_info) June 27, 2021
ピンクアイに関してはレッドアイの個体の目が薄くなっている状態?な感じでレッドアイよりも迫力は少ないですが、異様な雰囲気は十分存在します。
しかし、レッドアイと非常に見分けがつかない感じですので、購入する際は意外にも間違いやすくトラブルもあるでしょう。
ピンクアイの個体を生み出すためには、レッドアイと同様ですので、レッドorピンクのどちらかが出るのは確率です。
この確率については詳しく調べたわけではないので、知りたい方はぜひお試しください。
アルビノ個体は値段が高い
昆虫以外にもアルビノ個体は存在しており、魚や爬虫類などがメインなのですがオークションやショップなどで販売されております。
そのような個体は異常に値段が高いのですが、昆虫も同様で通常個体の約3~5倍程度の値段が付いています。
ですので、一見カッコいいから欲しいと思っても簡単に手が届かないので、なかなか買えませんし、そもそも世の中に出回る個体が異常に少ないです。
ですが、一度は飼育してみたい…と思うので、比較的価格が安い国産のカブトムシを色々なところで探してみてください。
まとめ:アルビノは異常にカッコいい
本記事では「カブトムシにもアルビノが存在!?|男の心をくすぐるカッコよさ」についてお話してきました。
カブトムシのアルビノは体ではなく”目”に出るため、他の個体と違った特別感があります。
どの色も非常にカッコいいですし、かなりの確率で生まれてくる個体ですので、持っているだけで嬉しい気持ちになります。
しかし、どうしても通常個体と比べてサイズは大きくならないですし、寿命が短くなってしまう点が起こってしまいがちです。
とは、言っても異常にカッコいいので値段が高いとしても、人生に一度は飼育するべきです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。