カブトムシなどを容器で飼育していると、常に生きているのか?と見たい気持ちは分かります。
そこで、たまたま見た時に飼育ケースの側面ではなく、底にいた場合↓
- 大丈夫なの?
- 何か、異常でもあるのでは?
- 動いてないけど死んでるの?
などと疑問に思うこともあるでしょう。
ですので、この記事ではカブトムシの幼虫が底にいる理由や、異常事態ではないのか?などについて解説していきます。
カブトムシの幼虫が底にいるのは異常?
結論、カブトムシの幼虫が飼育ケースの底にいるのは異常なのか?と言うことですが=”全然大丈夫、むしろ健康体”ということです。
と、言うのもカブトムシの幼虫が死んでしまう場合は「土の上に出現・マット内で見る影がない状態」になってしまいます。
ですので、飼育ケースの底に幼虫が居ると言うのを明確に分かるのであれば、全然問題ありません。
基本的にはカブトムシが餌を食べる場合、真ん中よりもケースの側面や飼育ケースの底に居ることが多いので、安心してください。
カブトムシの幼虫が飼育ケースの底にいる理由
カブトムシの幼虫は基本的に側面にいるor底にいるのですが、なぜ底に移動してしまうのか?と思われるでしょう。
これは飼育している上で分かったことがありましたので、2つほど紹介しますが、科学的な答えではないので、参考程度に読んでいただければと思います。
理由1,本来もっと深くに潜る幼虫
カブトムシの幼虫がケースの底にいる理由1つ目は「本来もっと深くに潜る幼虫」です。
本来、自然に生きるカブトムシの幼虫は飼育ケースの深さよりも深いところに生息する幼虫ですので、せいぜい10~15cmの深さであれば底に行くのは必然でしょう。
カブトムシはもっと潜っておきたいが、限界が飼育ケースの底で硬いから止まってしまうのでは?と思います。
理由2,一箇所に止まって土を食べる
カブトムシの幼虫がケースの底にいる理由2つ目は「一箇所に止まって土を食べる」です。
カブトムシなどは常に土(マット)を食べて大きくなっていくのですが、動き回りながら食べるのではなく、基本的に一箇所に止まって土を食べていきます。
そうなると、基本的に上の方でパクパク食べるよりも、ケースの底に張り付いて食べた方があまり動かずに多くの量を食べれるでしょう。
底で生きているのか確認する方法
カブトムシの飼育を長年やっている方であれば、幼虫が飼育ケースの底に居るのは当たり前の光景だと思います。
しかし、初めて飼育されている方からすると急に側面や見えるところから消えて、飼育ケースに底に入ればビックリしますよね。
これは筆者も陥ったことですので、ここでは簡単に底にいる幼虫が生きているのかを確認する方法をご紹介していきます。
確認方法1,2~3日間ほど放置して確認
飼育ケースの底にいる時の生死を確認する方法1つ目は「2~3日間ほど放置して確認」です。
カブトムシの幼虫は蛹室(蛹になるための部屋)を作っていない限り、基本的にはマット(土)をモグモグと食べています。
ですので、食べる場所をちょこっとずつ移動するため、1日見るだけでは動いているように思わなかったものの2~3日程度放置すれば基本的には動きがあるでしょう。
まずは、焦って飼育ケースなどをひっくり返すのではなく、あまり刺激を与えないように数日間は放置して確認してください。
確認方法2,10分程度ずーっと注目して動きを確認
飼育ケースの底にいる時の生死を確認する方法2つ目は「10分程度ずーっと注目して動きを確認」です。
上記でも言いましたが、カブトムシの幼虫は1日であれば場所を移動することは滅多にありません。
ですが、常にマットをパクパクと食べていますので、10分程度ずーっと見てみるとゆっくり動いている場合があります。
これも方法1と同様焦らずにあまり刺激を与えないようにした方が良いので、あまり長い時間飼育ケースを素手で持つのは辞めましょう。
まとめ:カブトムシの幼虫が底にいる状態について
本記事では「カブトムシの幼虫が底にいるのは異常なの?|いえ、全然普通のことです。」についてお話してきました。
カブトムシの幼虫は常に動き回っており、死んでしまった場合は動きが全くないな…や土の上に転がっていたりします。
ですので、飼育ケースの底にいる=異常ではないので、安心して飼育するようにして下さい。
逆に、不安で頻繁に飼育ケースをひっくり返したり、素手で長時間持つと温度の変化などで弱る場合もあるので、注意しましょう。
1番良いのは3ヶ月程度にマットを交換してあげるタイミングで生死を判断するor明らかに様子がおかしい場合だけ飼育ケースをひっくり返すのがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫の情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧下さい。