カブトムシ

カブトムシの幼虫が死ぬ理由5選|原因を突き止めて対策を

大切に育てているカブトムシの幼虫が突然”死んでしまった”というのは、子どものためにも自分のためにも避けたいところでしょう。

しかし、少しでも間違った方法で飼育していると、カブトムシの幼虫は簡単に死にます。

ですので、この記事では幼虫が死ぬ理由を中心に、その原因について対策する方法なども紹介していきます。

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カブトムシの幼虫は繊細で死にやすい

カブトムシの幼虫は比較的強く、ほっといても大きくなりがちではありますが、その反対に繊細な生き物でもあります。

例えば、国産のカブトムシであれば日本の気候に最適ではありますが、それは自然界であって土の量が少ない飼育ケースでは対応できない可能性などがあります。

こんな感じで、自然界では対応できる場合でも飼育ケースなどの環境では合わないことが多く意外に繊細なカブトムシの幼虫が死んでしまう可能性が”大”です。

カブトムシの幼虫が死ぬ理由5選

繊細で死にやすいと言っても「なぜ死んでしまうのか?」について、その理由を5つほど紹介していきます。

もし、思い当たる原因や、これから起こる可能性があるものはチェックしておきましょう。

理由1,酸欠状態

カブトムシの幼虫が死ぬ理由1つ目は「酸欠状態」です。

カブトムシの幼虫だけではなく、この世に存在する幼虫は全て”酸素”などがなければ生きていくことはできません。

ですので、密閉の飼育ケースなどで飼育している場合は、最初に2~3日程度はなんとか生きていますが、直ぐに土の上に出現してくる可能性があります。

これは100均で販売されているものや、普通の虫かごであれば問題ありませんが、こうなると逆に害虫に悩まされる可能性があるので、注意が必要です。

そんな方におすすめの飼育ケースはこちら↓で紹介していますので、ご参考ください。

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理由2,マットの栄養不足

カブトムシの幼虫が死ぬ理由2つ目は「マットの栄養不足」です。

カブトムシの餌は100%がマット(土)ですので、ここに栄養が全くなければ成長することができないため=”死”に繋がります。

逆に、栄養がありすぎる場合もありますが、市販のものを選んでおけば間違いないでしょう。

ヘラクレスやコーカサスのような巨大なカブトムシの幼虫を飼育するのであれば、栄養がなければ大きく成長させれませんが、国産カブトであれば何でもOKです。

理由3,再発酵での熱

カブトムシの幼虫が死ぬ理由3つ目は「再発酵での熱」です。

カブトムシの幼虫用マットは、スーパーなどに販売されている市販のものは気にしなくていいのですが、個人で販売されているものは注意する必要があります。

これは添加物と言われているものや、栄養のため発酵が進んでいないものを中心に販売されていますので、注意しなければ再発酵を起こしてしまいます。

再発酵とは

発酵が進んでいないカブトムシのマットが、空気に触れることで、マット内のバクテリアが熱を発生させてしまう現象です。高い場合は60℃などと人間が触っても熱いと思ってしまうほどの温度になってしまいます。

再発酵が起こることで、知らずにカブトムシの幼虫を入れてしまうと、高確率で死なせてしまうでしょう。

ですので、自分が使用するマットの口コミをSNSやWebできちんと調べて、使うようにしてください。

理由4,水分量の状況

カブトムシの幼虫が死ぬ理由4つ目は「水分量の状況」です。

カブトムシの幼虫のマットはなるべく乾燥したものではなく、適度な水分量が必要です。

これは”適度”な量でして、過度に乾燥をしていてもダメですが、逆に過度な加水をしてしまうと幼虫が呼吸できず死に至ります。

しかし、適度ってどれぐらい?となってしまいますが、これはどこでも言われている通り「手でマットを本気で握って、水が出ない+振って崩れる程度」です。

詳しくは別途記事or動画で紹介しますので、そちらをご覧ください。

理由5,害虫の影響

カブトムシの幼虫が死ぬ理由5つ目は「害虫の影響」です。

カブトムシのマットは栄養があるため、どうしても”害虫”は付き物で、どれだけ対策しても1,2匹は必ず現れます。

基本的にはほとんど幼虫に直接的影響は与えませんが、間接的にマットなどの栄養を奪い取ったりする可能性が十分にあります。

ですので、害虫が多く発生してしまった場合は、直ぐにマット交換をするようにしましょう。

カブトムシの幼虫を飼育する上で注意する害虫はこちら↓で紹介していますので、ご参考ください。

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まとめ:カブトムシの幼虫が死ぬ理由について

本記事では「カブトムシの幼虫が死ぬ理由5選|原因を突き止めて対策を」についてお話ししてきました。

カブトムシの幼虫は基本的には強い生き物ですので、ある程度の環境であれば成長することはできるでしょう。

とは、言っても、下手すれば“全滅”させるような原因があるため、まずはその点を知っておくことが大事です。

この記事を読んでくださっているということは、なるべく全ての幼虫→成虫にしたいと思っていると思います。

ですので、これから飼育をしていく方は、上記の5つは絶対覚えておいてくださいね。

もし、もう死なせてしまった場合は、次に飼育する際の参考にして頂ければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひ最後までご覧下さい。

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