クワガタの産卵セットを組むときに必須な道具が”産卵木”ですが、購入するものによっては硬くて使えないものがあります。
そのような時にしなければいけないのが、産卵をしやすいように柔らかくすることです。
とは、言ってもどんな方法ですれば?と疑問が出てくると思いますので、この記事では「硬い産卵木を柔らかくする方法」を詳しく紹介していきます。
硬い産卵木では産卵が難しい
高い産卵木は基本的には何の手間を加えずに使用できますが、少しでも安いものを購入すれば当たり外れがあります。
安い材でも当たれば良いものに出会えますが、もし外れを引いてしまった場合は硬くて使えない産卵木になるでしょう。
硬い産卵木は産卵する際にクワガタのメスに負担を掛けたり、産みつけられない場合があったりするため、なるべく硬い→柔らかくする必要があります。
しかし、クワガタの種類によっては硬いものを好む種類もいますので、その点は見極めながら使う必要があります。
硬い産卵木を柔らかくする方法
硬い産卵木を購入した場合は、何にも手を加えない場合は柔らかくなりません。
ですので、ここでは硬い産卵木をなるべく柔らかくする方法を3つほど紹介します。
方法1,水に浸す
硬い産卵木を柔らかくする方法1つ目は「水に浸す」です。
1番王道な方法は水に浸すことでして、硬い産卵木はとりあえず一定期間水に浸すことである程度柔らかくなります。
とは、言っても水に浸す程度で柔らかくなるのはある程度知れていて、望む柔らかさになるには一週間程度浸す必要があるでしょう。
方法2,バクテリア材を作る
硬い産卵木を柔らかくする方法2つ目は「バクテリア材を作る」です。
これに関しては、硬い産卵木を柔らかくする方法としても利用される方法ではありあすが、産卵を促すためにもおすすめな方法になります。
と、言うのも市販でバクテリア材が販売されるほどで、有名なブリーダーは大金を払ってでも使用します。
このような産卵木を自作できますので、硬い産卵木を購入したのであれば手間はかかりますが、一石二鳥で試してみてください。
詳しい方法は別途記事でご紹介しています。↓
方法3,腐敗させる
硬い産卵木を柔らかくする方法3つ目は「腐敗させる」です。
手っ取り早く産卵木を柔らかくするためには、腐敗させることしかなく、夏場でしたらある程度早く柔らかくすることができます。
これには、毎日手を加える必要がありますが、1ヶ月程度で柔らかくすることが可能です。
手順的には、「①水に浸す②天日干し」を毎日繰り返せば、1ヶ月程度で柔らかくなりますので、素早く産卵木を柔らかくしたい方はぜひ。
柔らかくする手間を取るなら良い材を買うべき
上記で紹介したように産卵木を柔らかくするのであれば、最低限手間が必要です。
その手間も方法によっては2,3ヶ月と長い期間を要す必要がありまして、時間がめちゃくちゃかかります。
と、これほどの時間をかけるのであれば、わざわざ安い材を購入するよりも最初から手間なしで使える良い材を購入するべきです。
もちろん、経済面はバラバラですが、時間は後から取り返すことはできないので、できるなら良い材を購入して時間を買った方が長い目で見て良いと思います。
まとめ:産卵数を増やすためには必須
本記事では「硬い産卵木を柔らかくする方法!|産卵数を増やすためには必須」についてお話してきました。
硬い材はクワガタの種類によっては適しているものではあるものの、大抵のクワガタには柔らかい材がおすすめです。
ですので、硬い材を購入した場合は上記で紹介した方法で柔らかい材にするのが良いと思います。
とは、言っても硬い→柔らかい材にするには相当の時間が必要になりますので、ある程度経済面で使えるのであれば最初から良い材を購入しましょう。
そちらの方が後々のことを考えてもメリットが多いですし、産卵数も相対的に増えます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。