カブトムシの飼育を行っていると、幼虫が土の上に出現することは度々見かけます。
これはこちらの記事→カブトムシの幼虫が土の上に出現?で紹介しているように色々な理由が存在しています。
しかし、その中でも1匹だけが土の上に出現していたら「あれ、なんで?」と思うのは必然だと思います。
ですので、この記事ではカブトムシの幼虫が1匹だけ土から出てくる理由などについて紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
カブトムシの幼虫が1匹だけ出てくる理由
冒頭でも言いましたが、カブトムシの幼虫を飼育していると、たまに土の上にぴょこぴょこと現れてきます。
これは色々な理由があるのですが、状況に応じて理由があり代表的で言えば「個別飼育・多頭飼育」などでも違うでしょう。
ですので、下記では状況に合わせて理由や危険度などについてご紹介いたします。
<出てくる理由>
理由1,飼育スペース問題
カブトムシの幼虫が1匹だけ出てくる理由1つ目は「飼育スペース問題」です。
ブリーダーの方であれば基本的には個別飼育(1匹だけ)での飼育を行うのですが、初めて飼育する方であれば基本的には多頭飼育でしょう。
そうなると大体4,5匹がMAXなのにも関わらず6匹以上を入れると、数匹が食べるスペースをなくし上に上がってきてしまう可能性があります。
ですので、もし多頭飼育をしていて1匹だけが出ているのであれば1番にこの理由を疑ってください。
理由2,病気の可能性
カブトムシの幼虫が1匹だけ出てくる理由2つ目は「病気の可能性」です。
カブトムシの幼虫に関してはこちらの記事で→カブトムシの幼虫が陥りやすい病気を3つ紹介 で紹介しているように、色々な病気にかかる可能性があります。
その影響で土の上に出現してしまう可能性がありますので、多頭飼育で1匹だけ出現した場合は様子を見てください。
もし、何かしらの状態が見えたりしていた場合はとりあえず他の個体と隔離してから飼育を続けるようにしましょう。
理由3,再発酵
カブトムシの幼虫が1匹だけ出てくる理由3つ目は「再発酵」です。
再発酵というのは、一度発酵させているマットが無酸素状態に陥いり、バクテリアが次に入ってくる酸素に過剰反応し熱を持ってしまうこと…。
これがカブトムシの幼虫が入っているタイミングで発生するとたまらず土の上に出現するでしょう。
しかし、多頭飼育している場合ですと再発酵が発生すると全ての個体が土の上に出現するので、多頭飼育中の1匹だけが出てきたのであれば再発酵ではありません。
ですが、個別飼育(1匹)であれば、その1匹が土の上に出現したのであれば、再発酵の可能性があるので、少し注視して確認する必要があるでしょう。
まとめ:土の上に出てくる理由を探す
この記事では「カブトムシの幼虫が1匹だけ土から出てくるのはなぜ?」についてお話してきました。
土の上に幼虫が出てくる理由は、こちらの記事で→カブトムシの幼虫が土の上に出現?でも紹介していますが、まずは根本の理由を探す必要があります。
と、いうのもカブトムシの幼虫が土を嫌がっている可能性があり、そのまま続くと確実に死んでしまったり、弱る可能性があるでしょう。
ですので、土の上に出てきた理由が安全なものなのか、危険なものなのかの判断が必須です。
特に、今回紹介したように他の幼虫が土の中にいるにも関わらず、1匹だけ外に出てきた場合は状況によりますが、基本的にはスペースの問題でしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。