カブトムシは木が多いところ&夏になれば当たり前のように現れると思っていると思いますが、そんなに自然は簡単ではありません。
と、言うのもどんな生き物やどんな人間にも”天敵”というものが存在するからです。
カブトムシは色々な天敵から逃れ、数%の確率で地上に上がってき人間に夢と希望を与える存在でしょう。
ですので、この記事ではカブトムシの天敵は何なのか?について下記でご紹介します。
カブトムシの天敵は何!?
カブトムシは天敵が多く全ての天敵を紹介することはできませんが、下記では代表的な5つの天敵をご紹介していきます。
<カブトムシの天敵>
天敵1,鳥
カブトムシの天敵1つ目は「鳥」です。
カブトムシなどの昆虫を主に食べる生物はこの地球でも”鳥”がほとんどでして、特に下記であげる鳥たちになります。
<代表的な鳥>
- カラス
- トンビ
- フクロウ
この中でもほとんどがカラスが占めていて、今回紹介する天敵の中でもほとんどです。
天敵2,タヌキ
カブトムシの天敵2つ目は「タヌキ」です。
近年、都会でも目撃され人間への直接的な影響はないタヌキですが、カブトムシの代表的な天敵と言えます。
可愛い顔をしているため人気な動物ではありますが、カブトムシ好きにとっては厄介な相手と言っても過言ではありません。
天敵3,ヘビ
カブトムシの天敵3つ目は「ヘビ」です。
ヘビはカブトムシ同様同じような環境で生活をしており、特に木に巻き付いて獲物を狩るのでカブトムシは絶好の餌でしょう。
しかし、ヘビの欠点である空中戦に関してはカブトムシが圧勝なので、早めに気付くことができれば逃げることができます。
天敵4,アライグマ
カブトムシの天敵4つ目は「アライグマ」です。
上記の”天敵2”で紹介したタヌキと同様都会でも繁殖をしているとされ、特定外来生物に指定されているアライグマもカブトムシの代表的な天敵になります。
このアライグマの厄介なところが手先の器用なところでして、硬いと言われているカブトムシも簡単に崩すことが可能です。
木の上にもよじ登れますし器用に手先を使えるので、簡単に捕食されるでしょう。
天敵5,モグラ
カブトムシの天敵5つ目は「モグラ」です。
モグラはカブトムシの成虫というよりも土の中にいる幼虫でして、下手すれば表に出てきて天敵に食べられる前にほとんどが食べられている可能性があります。
これは土の中の現象ですので、ほぼ解明することができないことではありますが、カラスよりもモグラの捕食が1番多いはずです。
で、なければカブトムシの半端ない繁殖力で世界がおかしくなってくると思います。
カブトムシ好きであれば増えて嬉しい可能性はありますが、とことん嫌いな方であれば増えると最悪の事態でしょう。
直接的な天敵だけでは”ない”
カブトムシの主な天敵は”見出し1”で紹介した5つの生き物ですが、それ以外にも直接ではないですが、天敵になりうる生物がいます。
その天敵がこちら↓
<間接的なカブトムシの天敵>
- アリ
- ミミズ
- 人間
1つずつ紹介すると長くなるので、簡単に紹介するとこんな感じです。↓
- 「アリ:土の中での行動で蛹室を壊す可能性」
- 「ミミズ:アリ同様土の中での活動で蛹室を壊す」
- 「人間:森林伐採や環境汚染等」
直接的?とは言いませんが、間接的にカブトムシの天敵になってしまいます。
人間に関しては直接もあれば間接的な天敵でもあるので、その点は注意して他の生き物のために環境を守っていきましょう。
まとめ:カブトムシの天敵について
本記事では「カブトムシの天敵は鳥だけ!?|昆虫は食物連鎖の餌食」についてお話してきました。
この記事で紹介したようにカブトムシには非常に多い天敵が存在していまして、人間が見ていられるのは”奇跡”と言っても良いでしょう。
カブトムシはこのように天敵が多いため大繁殖力を保持しており、食物連鎖の中では比較的最下層に存在します。
このような自然の連鎖による影響は仕方がないとして、人間が与えている影響はあまり良くないでしょう。
特に、森林伐採をしてカブトムシ以外の動物も居場所を失っているため、きちんとバランスを考えて我ら人間は発展していくべきだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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