カブトムシ

カブトムシの有精卵と無精卵の見分け方|簡単に判断可能です。

カブトムシを飼育していると繁殖を考えると思いますが、初めてする方にとっては非常に悩むポイントが多いと思います。

その中でも1番ドキドキするのが、産卵をした卵がしっかりと有精卵なのか?と言う事。

有精卵でなければどれだけ綺麗な卵を産卵したとしても意味がありませんし、無駄にメスの卵を使ってしまいます。

ですので、そんな不安を払拭できるようにこの記事では有精卵と無精卵を見分ける方法や無精卵だった場合の対処方法などについても詳しく紹介していきます。

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交尾完了=有精卵ではない

カブトムシを繁殖させるために、ショップでオス・メスを購入し交尾をしてもらうと思います。

順調に交尾が完了し産卵セットへと移すと間もなく産卵を開始するでしょう。

その後ポロポロと卵が産卵セットの至るところに現れると思いますが、交尾後に産卵した卵だったとしても全てが”有精卵”と言う訳ではありません。

特に、累代を繰り返してる個体や個体そのものの状態などで孵化率は左右され100%が有精卵と言うのはほぼほぼ有り得ません。

「有精卵を産んでもらう交尾方法」について詳しくは、こちらも参照ください。

カブトムシの交尾のやり方を解説

カブトムシの有精卵と無精卵の見分け方

カブトムシの有精卵と無精卵を見分けることで、後の飼育スペースの管理やマットの必要量などが色々と左右されます。

ですので、下記では筆者が見分ける際の方法などについて簡単にご紹介していきます。

<卵の見分け方について>

見分け方1,卵の形状

カブトムシの有精卵と無精卵の見分け方1つ目は「卵の形状」です。

1番早く分かりやすい見分け方が卵の形状でして、簡単に言うと↓

有精卵 細長い・綺麗な丸い
無精卵 不恰好な形状

と、判断することができます。

これだけで100%判断することはできませんが、ある程度見分けることがでかると言っても良いでしょう。

見分け方2,色

カブトムシの有精卵と無精卵の見分け方2つ目は「色」です。

卵はイメージだけで言うと真っ白な感じだと思いますが、その通りでカブトムシの卵は正常であれば規模的には真っ白と認識していて間違いないでしょう。

しかし、そんなシンプルではないので簡単に言うと↓

有精卵 真っ白or薄茶色
無精卵 茶色〜黒色

と、なります。

色での判断も可能ですが、時にはこんな色でも孵化するの?と言う時があるので、最後まで期待を残して管理しましょう。

「卵が茶色なのは大丈夫なのか」について詳しくは、こちらも参照ください。

カブトムシの卵が茶色なのは大丈夫!?

見分け方3,一定期間の状況

カブトムシの有精卵と無精卵の見分け方3つ目は「一定期間の状況」です。

カブトムシの卵は最初基本的に細長く、本当に卵なの!?と言う形状になっています。

しかし、これが↓

有精卵 2週間でまん丸に
無精卵 1週間〜2週間で腐る

と、なります。

これが今回紹介する中で1番間違いない判断材料でして、正確な見分けが可能です。

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無精卵だった場合の対処方法

産卵した卵が残念ながら無精卵だった場合は、対処する方法が色々とあります。

対処方法も無精卵の状況などにもよりますが、基本的な対処方法は同じですので詳しくご紹介していきます。

<無精卵の対処方法>

対処方法1,再交尾

無精卵だった場合の対処方法1つ目は「再交尾」です。

無精卵になる可能性は色々とあるのですが、その中でもきちんと交尾が完了していない場合がごく僅かですがあります。

ですので、その可能性もあるとして少し時間はかかりますが、再度交尾させましょう。

そうすれば次の産卵からは有精卵になる可能性がありますし、全く産まなかった個体が産卵スイッチに入る可能性があります。

「有精卵を産んでもらう交尾方法」について詳しくは、こちらも参照ください。

カブトムシの交尾のやり方を解説

対処方法2,別ペアの購入

無精卵だった場合の対処方法2つ目は「別ペアの購入」です。

再交尾したとしても有精卵にならず無精卵になる可能性もありまして、その場合は相性が悪いと思って良いでしょう。

同じように人間などにもありますが、カブトムシもオスが原因の場合もあればメスが原因の可能性もあります。

そうなれば何度再交尾したところで無精卵→有精卵にはならないので、根本から解決するためには別の個体と交尾させるべきです。

筆者も何度交尾させてもダメだった個体に違う個体を交尾させれば簡単に産卵したため、挑戦する価値は十分にあるでしょう。

まとめ:卵を見分けてきちんと管理しよう

本記事では「カブトムシの有精卵と無精卵の見分け方|簡単に判断可能です。」についてお話してきました。

カブトムシの有精卵と無精卵はハッキリと言って見分ける必要がないと言っても良いですが、筆者は見分けるべきだと思います。

と、言うのもマットの量であったり飼育スペーシの確保など後々のことを考えると数を把握しておく必要があるからです。

しかも、国産カブトムシであれば期間を過ぎてしまうとショップから突如姿を消すため早めに幼虫が取れる有精卵なのか確かめておく必要があります。

ですので、初めの1回目は必ず有精卵もしくは無精卵の確認をした上で、2回目の産卵セットを組んだりするべきです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事もありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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