カブトムシの幼虫を飼育する際に、1番悩むのが「どのマットが良いのか?」などです。
良くあるのは、スーパーやホームセンターなどで変えば良いのでは?と思われがちですが、それは安易な考えと言えます。
もちろん、初心者の方であればそれで良いかもしれませんが、個人的に言うと自分に合う合わないがあるので、この記事を読んで選ぶべきです。
下記では、選び方を含め筆者が選ぶおすすめのマットなども紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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幼虫にとってマットが1番大切
カブトムシの成虫になるためには幼虫の段階で大きくなる必要がありまして、幼虫の段階で大きく育てることができれば成虫も大きくなる傾向があります。
ですので、幼虫にとってはマットが人間で言うご飯になると言うことになるため、本当の子どものように育てると考えれば1番大切と言っても過言ではありません。
もちろん、環境の状態や飼育ケースのサイズなども大事ですので、その点も意識していただければと思います。
カブトムシの幼虫に合うマットを選ぶ方法
カブトムシの幼虫に合うマットは、結論=自分で全て使わないと明確には分かりません。
しかし、とは言っても時間や費用、飼育環境などの影響によって全て試すことはできないと思います。
ですので、ここではそんな方に最短で自分に合うマットを選べるように、筆者がしている選び方を簡単に紹介していきます。
選び方1,手に入りやすさ
カブトムシの幼虫に合うマットを選ぶ方法1つ目は「手に入りやすさ」です。
マットは定期的に交換する必要があるのですが、その際に手軽に購入することができなければ、違うマットを使わざるを得ません。
そうなると、人間で言えば急にいつも寝ている布団を変えられたようなもので、めちゃくちゃ環境が悪化してしまい、下手すれば病気になる可能性もあります。
ですので、マットを選ぶ際は手軽に購入できるのか?と言う部分が非常に大切です。
選び方2,費用
カブトムシの幼虫に合うマットを選ぶ方法2つ目は「費用」です。
これも手に入りやすさと同様で、マット交換時毎に気にする必要がある部分で、最初から高いものを買っていると、継続して使うのが大変になります。
ですので、マット交換を今後3,4回することを考えた上で選ぶようにしましょう。
特に、マットに関しては「高いから良い、安いからダメ」と言うのではなく、合う合わないですし、環境や下記で紹介する添加物などで変わってきます。
選び方3,添加物の有無
カブトムシの幼虫に合うマットを選ぶ方法3つ目は「添加物の有無」です。
カブトムシのサイズを大きくするためには、色々方法があるのですが、その中でも大事になってくるのが”添加物“になります。
販売されているマットにも、添加物が入っているものと入っていないものがあります。↓
添加物あり(有) | 比較的サイズが大きくなりやすいが、管理が難しく失敗すると羽化不全や死亡させる可能性があります。 |
添加物なし(無) | サイズは大きくなりにくいが、安定していて管理が上手くなくても、安全に羽化までさせることができる。 |
と、特徴が全然違います。
ですので、サイズはあまり求めていないのであれば、完全に”添加物なし”がおすすめですし、サイズを大きくしたいのであればリスクを取って”添加物あり”がおすすめです。
まぁ、もし初めてカブトムシ飼育を行うのであれば確実に”添加物なし”が良いでしょう。
カブトムシの幼虫におすすめのマット5選
筆者が選ぶ、カブトムシの幼虫におすすめのマットは下記の通りです。↓
<カブトムシの幼虫におすすめのマット>
商品名 | 商品の画像 | 量 | 価格(1Lあたり) | メーカー |
1,きのこマット | ・10L ・50L ・100L |
約55円 | 月夜野きのこ園 | |
2,スーパー万能 カブトマット | ・10L ・50L |
約40円 | DOS(ドルクス・オーナーズ・ショップ) | |
3,カブト1番 | ・5L ・10L ・60L |
約90円 | フォーテック | |
4,バイオ育成カブト虫マット | ・5L ・10L ・50L |
約200円※ネット | インセクトランド | |
5,Rushレギュラーマット | ・25L ・50L ・200L ・500L ・750L ・1500L |
約30円 | Rush-Beetle |
スクロールできます→
では、順番に詳しく紹介していきます。
おすすめ1,きのこマット
カブトムシの幼虫におすすめのマット1つ目は「きのこマット」です。
カブトムシ関連のマットでは絶対に出てくると言っても良いのが、月夜野きのこ園さんから発売されている“きのこマット”になります。
こちらは管理がやや難しいものの、王道のマットで多くのユーザーが使っているため、口コミの量やレビューなどが多くあります。
ですので、安心して使うことができますし、他の方の使い方なども参考になるでしょう。
なんと言ってもコスパがよく安定してサイズを出すことができますので、1番におすすめするマットです。
また、同じメーカーさんから発売されている“完熟マット”もちなみにおすすめになります。
おすすめ2,スーパー万能 カブトマット
カブトムシの幼虫におすすめのマット2つ目は「スーパー万能 カブトマット」です。
もう名前にも入っていますが、こちらのマットは“万能”でして、ヘラクレスオオカブトを始め国産カブトムシ、クワガタなどにも使うことができます。
特に、発酵が良く進んでいるマットですので、安心して使うこともできますし、産卵セットなどにも使用することが可能です。
ですので、個人的にはカブトムシを飼育して1年目の方であれば、上記のきのこマットorスーパー万能カブトマットがおすすめです。
おすすめ3,カブト1番
カブトムシの幼虫におすすめのマット3つ目は「カブト1番」です。
名前からしてカブトムシに向いているマットと言うのが分かるのですが、フォーテックさんから発売されているカブト1番もおすすめになります。
こちらはサイズを目指せる上、安定性も十分に高いので、安心して使うことが可能です。
また、きのこマットなどと同様に使用されている方が多いマットですので、口コミや使い方などを知る手段が多くあります。
おすすめ4,バイオ育成カブト虫マット
カブトムシの幼虫におすすめのマット4つ目は「バイオ育成カブト虫マット」です。
個人的には1番色々なところで見かけるマットが、こちらのバイオ育成カブト虫マットでして「イオン系列スーパー・ホームセンター・ペットショップ」であります。
もちろん、ネットなでも販売されているので、手に入りやすさは1番だと思います。
筆者も実際に使用したことはありますが、安定して飼育できる分サイズはあまり出すことはできないので、初心者の方のみおすすめです。
おすすめ5,Rushレギュラーマット
カブトムシの幼虫におすすめのマット5つ目は「Rushレギュラーマット」です。
ヘラクレスオオカブトに使用するマットとして、トップレベルに使われているのが、このRushレギュラーマットになります。
こちらはヤフオクor公式のECサイトでのみ販売されているもので、Amazonや楽天市場などでは購入することができません。
また、こちらのマットは非常に管理が難しく、上手くガス抜きなどをする必要があります。
サイズを目指すのであればおすすめのマットですが、飼育を始めたばかりの方にはおすすめすることはできません。
まとめ:マットを適切に選んで楽しいLifeを!
本記事では「【ブリーダー直伝】カブトムシの幼虫におすすめのマット5選|大きい個体を生み出す」についてお話してきました。
カブトムシの幼虫におすすめのマットですが、ぶっちゃけ言うとこの記事で紹介したものを選ぶと間違いないと言えます。
もちろん、他のメーカーさんのマットも続々と販売されていて、良いものもあるので、そちらも常にチェックしておいても良いと思います。
ぜひ、自分に合うマットを選んで楽しいカブトムシLifeを送って頂ければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する記事や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。
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