カブトムシを飼育するには色々な道具が必要になってきますが、今回はその中でも「あれば良いかな?」と思う”のぼり木”を紹介していきます。
のぼり木は比較的あまりメジャーではないので、別途記事で紹介したゼリーを入れる”餌台”と同様に見られることが多いです。
そのため、本当に必要なの?という方もいると思いますので、この記事ではブリーダーである筆者の考えやメリット・デメリットも紹介していきます。
のぼり木は必要なの?
結論、のぼり木は必要なのか?ということですが、簡単にいうと「必要な人と全く必要ない人の2パターン」に分かれます。
と、言うのも筆者的には飼育ケースやゼリーが必要度100%ですが、のぼり木に関しては必要度30%程度です。
ですので、コアな商品と言えるのですが、人によってはなければダメな存在ではあります。
例えば、毎日飼育ケースを見ることができない方などは、カブトムシなどが転んでしまうのを防ぐために必要です。
下記では、そのようなことを紹介しつつ、のぼり木のメリット・デメリットを紹介します。
のぼり木を入れるメリット・デメリット
のぼり木は必要な人・全くそうではない方に分かれますが、メリット・デメリットを見れば自分に必要なのか?が把握できます。
ですので、今自分にのぼり木に必要なのか?と悩んでいる方はご参考ください。
メリット
のぼり木を入れるメリットは以下の通りです。
- カブトムシの転倒防止
- 飼育環境が整って見える
- カブトムシ本来の動きができる
と、なります。
なんと言ってものぼり木があるだけ、自然の環境になるため、カブトムシにとっては優しい環境が出来上がります。
ですので、お金がある程度カブトムシにかけられるのであれば、のぼりが必要と言っても良いでしょう。
デメリット
のぼり木を入れるデメリットは以下の通りです。
- 費用がかかる
- 定期的なメンテナンスが必要
- 飼育ケースのサイズが必要
と、なります。
のぼり木は商品によりますが、実際の木材を利用しているため、定期的にメンテナンスしなければ木材が腐ってしまいます。
ですので、ある程度費用がかかりますし、飼育ケースのサイズがある程度なければ、そもそも使うことができないので、その点はご注意ください。
カブトムシののぼり木を選ぶ方法
カブトムシののぼり木が必要と思っている方は、まずどうやって選ぶべきなのかについて覚えることをおすすめします。
自分に合うものを的確に選ぶためには、必要なことですので、ぜひ目を通しておいてください。↓
<のぼり木を選ぶ方法>
方法1,素材
カブトムシののぼり木を選ぶ方法1つ目は「素材」です。
のぼり木は名前の通り”木”が含まれていますので、素材については木だけでは?と思われがちですが、木以外にもプラスチックなどの素材も存在します。
ですので、極論を言えば↓
- 木
- プラスチック
の、2種類だけになります。
木材ののぼり木を利用するのであれば、上記でも紹介したようにメンテナンスができる方、プラスチックを利用する方は常に観察できる方がおすすめです。
方法2,サイズ
カブトムシののぼり木を選ぶ方法2つ目は「サイズ」です。
のぼり木は素材なども大事かも知れませんが、根本的に把握しておく必要があるのが、のぼり木のサイズになります。
ピンキリでサイズがあるのですが、ミスると飼育ケースの80~90%をのぼり木が占領してしまうことになります。
別にこれでも良いのですが、最悪の場合は飼育ケースよりも大きいものになってしまうとただの木になってしまうので、その点はご注意ください。
方法3, ,費用・コスパ
カブトムシののぼり木を選ぶ方法3つ目は「費用・コスパ」です。
費用・コスパは永遠の課題なのですが、のぼり木は言えば別になくても良い道具です。
ですので、無ければ無いでも良いのですが、カブトムシ的には自然に近い形で飼育した方が元気に長生きすると思います。
特に、300~500円あれば購入できます。木材であれば1~2ヶ月に1回の交換が必要ですので、その点はご参考ください。
方法4,餌台の併用
カブトムシののぼり木を選ぶ方法4つ目は「餌台の併用」です。
のぼり木には、”のぼり木”単体で販売されているものと”のぼり木&餌台”として販売されているものがあります。
これはどちらが良いとかは別に無いのですが、費用&コスパを考えるのであれば確実に後者の”のぼり木&餌台”がおすすめです。
併用できる上、プラスチック素材のものであれば、半永久的に利用できますので、常に観察できるのであれば併用できる&プラスチックのものを選びましょう。
カブトムシにおすすめの”のぼり木”3選
カブトムシにおすすめののぼり木は以下の通りです。↓
<おすすめののぼり木>
おすすめ1,はじめてのかぶくわ木品セット:SANKO
カブトムシにおすすめののぼり木1つ目は「はじめてのかぶくわ木品セット:SANKO」です。
こちらは、なんと贅沢に餌皿+とまり木(のぼり木)などが入っており、1つの商品で1匹のカブトムシを飼育するのであれば十分です。
ですので、のぼり木をどれにしようかな?や餌皿をどうしようかな?と悩んでいるのであれば、こちらの商品のみで良いと思います。
おすすめ2,昆虫のくつろ木:マルカン
カブトムシにおすすめののぼり木2つ目は「昆虫のくつろ木:マルカン」です。
のぼり木=木の枝という感じだとは思いますが、それだけではなく木の皮でもカブトムシが掴むことができれば、のぼり木と言えます。
そんな時におすすめなのが、こちらのくつろ木でして、信頼のマルカンさんから発売されているので品質は間違いありません。
安い棒ショップにも販売されているのですが、虫が湧き出るものもあるのでご注意を。
おすすめ3,のぼり木:マルカン
カブトムシにおすすめののぼり木3つ目は「のぼり木:マルカン」です。
のぼり木と餌皿が一緒になっているのが、こちらの商品でして、この1本あればカブトムシ1匹を飼育するのであれば間違いありません。
しかし、少し長めののぼり木ですので、ある程度サイズがある飼育ケースが必要です。
また、中の木の太さが1つ1つ違っていて、細いものもあれば太いものもあります。
この中で、細いものであればバランスが悪いので、下手すれば常に観察してなければ餌台の部分が下に来てしまいました餌がこぼれる&食べれない状況になります。
もし、太いものであれば飼育ケースのサイズは必要なのですが、なんせバランスが良いので大型のカブトムシでない限りひっくり返ることはありません。
ですので、のぼり木の太さを確認したいのであれば、個人ECショップ=直接問い合わせる、時間がある方はペットショップなどで直接足を運んでみてください。
それ以外の方は、ネットで買えばランダムですが、手軽に購入することができます。
まとめ:のぼり木は極端に有無が分かれる
本記事では「【ブリーダー直伝】カブトムシにおすすめの”のぼり木”3選【足場の安定を】」についてお話してきました。
散々この記事で紹介しましたが、のぼり木は必要な方と必要で無い方の2パターンに極論に分かれます。
ですので、どちらが良いとは言い切れませんが、飼育しているカブトムシを考えるのであれば”あった方がおすすめ“でしょう。
ですので、費用にゆとりのある方やカブトムシを思いやれる方はこの記事を参考にのぼり木を選んでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。
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