カブトムシを飼育していると餌問題というのは、死んでしまうまでずーっと関係してくるものです。
その餌問題に大きく影響するものの1つが餌のゼリーを置く”餌皿”でして、SNSなどでは必要論と不要論が話題になっています。
ですので、現在餌皿を購入しようか…と悩んでいる方はこの記事を参考に自分が餌皿を必要なのかと考えてください。
もし、今後確実に購入しようとしているのであれば、この記事を参考に購入することをおすすめします。
カブトムシの飼育に餌皿は必要!?
そもそも、カブトムシの飼育に餌皿が必要なのか?ということですが、結論=必要な場面と不要な場面が存在する。です。
これだけ言うと謎ですので、もう少し噛み砕いて説明するとこんな感じです。↓
<餌皿が必要な場面>
- 産卵セットを組む場面
- 小型のカブトムシ
- 単独飼育
<餌皿が不要な場面>
- 大型のカブトムシ
- 多頭飼育
- 足場がきちんとある
と、簡単に言うとこんな感じです。
これは筆者自身の考えですので、これ以外に関しては飼育をしていきながら必要か不要なのかを考えてください。
餌皿のメリット・デメリット
餌皿は場面によって必要・不必要なのかについて言いましたが、あくまで“基準”です。
その上で大事なのが、餌皿のメリット・デメリットがどれくらいあるのかでして、その上で必要なのかを気にすればOKです。
<餌皿を使うメリット>
- 餌が転ばない
- 完食率が圧倒的に上がる
- 餌を無駄にしない
<餌皿を使うデメリット>
- 費用がかかる
- 定期的なメンテナンスが必要
- 虫が湧く原因になる
と、こんな感じです。
これだけを見れば基本的にメリットが勝つと思いますが、デメリットも捨てきれません。
この両方を見極めて必要と思うのであれば、必要でしょうし”見出し1”の必要な場面と不要な場面なども重ねてご参考ください。
カブトムシの餌皿の選び方
カブトムシの餌皿は意外にも多くの種類が存在していますし、色々なパターンがあります。
ですので、個人的に選ぶ際に必要な選ぶ方法について下記で紹介していきます。
<餌皿の選び方>
選び方1,素材
カブトムシの餌皿の選び方1つ目は「素材」です。
餌皿は2つの素材のものがあります。↓
- 木材
- プラスチック
基本的には木材のものが販売されていまして、最近では100均では当然のように販売されネットでも色々なメーカーさんが販売されております。
プラスチックのものに関しては、あまり商品がないので市販で見つけるのは難しいですが、100均などにも置いてあります。
どちらも価格は比較的コスパが良いので、そこまで深く考える必要はありませんが、プラスチックのものは何度も使用できるため経済的にはおすすめです。
選び方2,サイズ
カブトムシの餌皿の選び方2つ目は「サイズ」です。
餌皿のサイズは「小・中・大」がありまして、国産のカブトムシであれば基本的に”小”のもので大丈夫でしょう。
“中”や”大”に関しては、大型のカブトムシもしくは大型のケース(観賞用)などにしか使用しないので、”小”を2つあればOKです。
カブトムシにおすすめの餌皿(餌台)3選
カブトムシの餌皿を選ぶのは、価格でも良いですし使い勝手でも良いですしメーカーでも良いですし素材でも良いでしょう。
しかし、それは飼育に慣れてからが良くて、まずは筆者がブリーダーの観点からおすすめして使いやすい餌皿を3つほど紹介します。
ですので、何が良いのか迷った際はここで紹介する商品or100均のものがおすすめです。
<おすすめの餌皿>
おすすめ1,DDA:匠のえさ皿
カブトムシにおすすめの餌皿1つ目は「DDA:匠のえさ皿」です。
こちらは木材タイプの餌皿でカブトムシのブランドの1つである”DDA”さんから発売されている餌皿になります。
写真からも分かるように、建築に使うような木材を切ってゼリーが入るように加工され、DDAさんのロゴがワンポイントで入っています。
木材はカビ,腐敗,虫の増殖が気になるポイントではあるのですが、こちらの木材はそこまで気にする必要はありません。
普通の木材を切っているものであれば虫が入り込んでいる可能性があるものの、この商品はそのようなことがないので、比較的長期間使用することができます。
おすすめ2, SANKO:浅型ワイドゼリー皿
カブトムシにおすすめの餌皿2つ目は「SANKO:浅型ワイドゼリー皿」です。
木材ではなくプラスチックで加工された餌皿は、上記でも紹介したようにきちんと管理すれば3,4年使える商品で長期の間使うことができます。
特に、木材と違うので管理もかなり楽で1週間に1回程度メンテナンスをすれば匂いなども発生することが少ないです。
ですので、匂いやカビなどが絶対嫌と言う方は木材ではなく、こちらのプラスチックの餌皿をおすすめします。
しかし、比較的軽い素材で作られているため、カブトムシによってひっくり返される可能性もありますが、木材でも”あるある”ですので気にしなくてOKでしょう。
おすすめ3,ミタニ:ちょこっとえさ皿
カブトムシにおすすめの餌皿3つ目は「ミタニ:ちょこっとえさ皿」です。
餌皿の中でも長期間では使えないタイプではありますが、1シーズンの期間であれば定期的にキッチンペーパーなどで水分などを拭けば大丈夫です。
特におすすめなのが、小さめの商品ですので小さめの飼育ケースにも使うことができますし、産卵セットなどでも散らばらすことができます。
使い終わった場合は手軽に捨てることができますし、後片付けも簡単なのがおすすめです。
https://lin.ee/mUw260D
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カブトムシに使う餌皿の代用
カブトムシに使う餌皿は購入する必要がありますが、代用は何かできるのか?と言うことですが、結論=できない。です。
もちろん、ペットボトルの蓋に対してジェルタイプの餌であれば使えますが、それで代用?とは言えず、それならば普通にゼリーを使うのと同じでしょう。
ですので、代用するのであれば自分で作るしかないですが、その手間を取るのであれば市販の餌皿を使う方がおすすめです。
まとめ:餌皿で清潔感を出そう
本記事では「カブトムシにおすすめの餌皿(餌台)5選|代用や必要な理由も徹底解説」についてお話してきました。
カブトムシの飼育に餌皿は筆者的には必要ですが、虫が湧く原因でもありますし広範囲に匂いを発生させてしまう原因になりがちです。
ですので、使う使わないは今見ているあなたが上記の選び方やメリット・デメリットを見て判断してください。
餌皿はできれば清潔に保つことで飼育が楽になりますし、ご家族の反対を進めることもできるでしょう。
どんな餌皿を選んでも定期的にメンテナンスをして、清潔感を保ってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。