夏にカブトムシやクワガタを採取したいと思っている方は近年減っているものの未だに根強く人気のイベントでしょう。
そんな昆虫採取ですが、「季節と山に行けば確実に出会える」と思っている方がほとんど。
一言言うとそんなに甘いものではなくプロでもタイミングや見るべき場所を間違えると出会うことができないレベルです。
ですので、この記事ではそんな中でも1番大事と言って良い「カブトムシ・クワガタが捕獲しやすい木」をご紹介していきます。
カブトムシ・クワガタが居る木は決まっている
国産のカブトムシやクワガタは基本的に夜行性でして、夜中に木の樹液を舐めて朝方には餌場から飛び立ちます。
ですので、カブトムシ・クワガタが止まったり居座る木は決まっていると言えます。
=他の木に止まったり、隠れたりすることはしないので、カブトムシなどの採取をするのであれば他の木を見るのは時間の無駄です。
もちろん、休憩場所や何かしらで止まる可能性はあったとしても、少ない確率で止まる木を探すのは勿体無いでしょう。
カブトムシ・クワガタが捕獲できる木の種類
カブトムシやクワガタが捕獲できるのは、上記でも言ったようにほぼほぼ決まっていると言えます。
ですので、もしカブトムシなどの採取を今後しようと思っているのであれば見るべき木を3つほどご紹介します。
<捕獲できる木の種類>
種類1,クヌギ
カブトムシ・クワガタが捕獲できる木の種類1つ目は「クヌギ」です。
言わずと知れたカブトムシやクワガタを採取することができる木の代表の1つがクヌギでして、このような木です。↓
意識して木を見ることがあまりないので「あ、見たことあるけど…」程度で、どこにあるのかは探さないと分からないでしょう。
とは、言っても竹山に行かない限りは基本的にどこでもある木で、下手すれば家の庭に植わっている!と言う人もいると思います。
後の木が分からないのであれば、基本的にクヌギの木を確認していれば1,2匹は最低でも見つかるとでしょう。※0匹の可能性もある。
<主にいるカブクワ>
- カブトムシ
- ミヤマクワガタ
- ノコギリクワガタ
- コクワガタ
- カナブン
種類2,コナラ
カブトムシ・クワガタが捕獲できる木の種類2つ目は「コナラ」です。
コナラもクヌギと同じくカブトムシなどを採取するのであれば見るべき木でして、山に行けば簡単に見つかると思います。↓
しかし、他の木に比べ一度に取れる量的には少なめでして、匂いもあまり出ていないのでコナラだけを見て探すと言うよりは何かと一緒に見るべきです。
とは、言っても幅広く色々な昆虫が樹液を舐めに来ているので、カブトムシやクワガタだけでなく昆虫全般の採取にも向いています。
<主にいるカブクワ>
- カブトムシ
- コクワガタ
- スジクワガタ
- ミヤマクワガタ
- カナブン
種類3,ハルニレ
カブトムシ・クワガタが捕獲できる木の種類3つ目は「ハルニレ」です。
カブトムシやクワガタを採取するのであれば上記で紹介した「クヌギ・コナラ」の2つが有名でして、それ以外は見ないで良いレベル。
ですが、実はもう1つ見るべき木がハルニレと言う木でして、公園などでも多く植えられている種類の木になります。↓
葉っぱが特徴的で、落ちている葉を手に取ったことが人生に1度はあると思います。
ちなみに筆者は子どもの時に「葉の中心の繊維だけを残す」と言う遊びをしていて、時間を潰していた思い出があるぐらいです。
ですので、どこでもあるような木ですので、注目していなくてもサラッと見逃す可能性があるため意識して見てください。
<主にいるカブクワ>
- カブトムシ
- ミヤマクワガタ
- ノコギリクワガタ
- オオクワガタ
- コクワガタ
まとめ:木さえ見つければ捕獲可能
本記事では「カブトムシ・クワガタが捕獲できる木は!?|闇雲に行けば捕獲不可」についてお話してきました。
カブトムシやクワガタを捕獲したいと思うのであれば、多くの道具も必要かも知れませんが1番は知識がものを言うイベントです。
ですので、道具を揃える前にまずはどんな木に多く居るのかや、タイミングなどを中心に学んで採取に行くべきでしょう。
冒頭でも言いましたが、闇雲に昆虫採取をするのは危険でして、他の害虫などの危険性を回避しつつ効率よく探すべきです。
特に、お子様を連れて行くのであれば害虫だけでなくイノシシやクマなどの獣にも注意して楽しくカブトムシなどの採取を行うようにしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。