菌糸ビンはクワガタを大きくするためには必須な道具の1つで使用されますが、カブトムシには使用しません。
でも、クワガタはマットで大きくするには限界があるから菌糸ビンを使って成長させるじゃん!となります。
であれば、カブトムシも大きくするには菌糸ビンを使えば良さそう…。
しかし、カブトムシにはクワガタのように使用してしまうと、死ぬ率・羽化不全率が上がってしまいます。
ですので、下記ではもう少し詳しくカブトムシに菌糸ビンを使わない理由について紹介していきます。
カブトムシに菌糸ビンは使えるの?
クワガタのサイズを出すためには必須とされる菌糸ですが、実際カブトムシに菌糸ビンは使えるの?ですが結論=おすすめはしません。
使えるのか?と言う点だけを見ると、別に使えますが管理が難しいです。
一度使った経験から言うと、無事羽化することはできるものの色々な問題が出現し対策する無駄時間が増えます。
ですので、カブトムシに菌糸ビンを使えるのですが、使わない方が圧倒的におすすめです。
カブトムシに菌糸ビンが使えないとされる理由
カブトムシに菌糸ビンは使えないと上記でも言いましたが、なぜ使えないのかについて下記で紹介します。↓
<使えない理由>
理由1,サイズが大きくならない
カブトムシに菌糸ビンが使えないとされる理由1つ目は「サイズが大きくならない」です。
クワガタには菌糸ビンを使うとマットで飼育するよりもサイズが大きくなるため、オオクワガタやオオヒラタを飼育する際に利用できます。
しかし、カブトムシにそのまま使用するとサイズが大きくなるどころかマットで飼育した方が大きくなると言う状態になります。
ですので、それであればわざわざ管理が難しい菌糸ビンを選んで飼育しようとはならないでしょう。
理由2,羽化不全が増える
カブトムシに菌糸ビンが使えないとされる理由2つ目は「羽化不全が増える」です。
これは筆者の管理が悪かった可能性はあるもののマットでカブトムシを飼育するよりも菌糸ビンで飼育した方が羽化不全が増えました。
と、いうか高確率でなった覚えがあり、きちんと羽化できたのは非常に少なかった記憶があります。
ですので、上記の理由1と合わせると菌糸ビンで飼育すればサイズは大きくならない上に羽化不全が増えます。
ですので、マットと比べると何も良いことがないので、特別な理由がない限り菌糸ビンを使うのはおすすめできません。
まとめ:菌糸ビンはクワガタにだけ使おう
本記事では「カブトムシに菌糸ビンは使えるの?|絶対におすすめはしない方法」についてお話してきました。
クワガタに菌糸ビンを使うとマットで飼育するよりもサイズを大きくすることができます。
よって、カブトムシにも使えるんじゃない?と誰でも思うのですが、実践すると”サイズは出せない、羽化不全”が増えると言う地獄です。
ですので、カブトムシには実績が十分あるとされるマットを使うのが1番です。
菌糸ビンを使うのは費用+管理が難しいと言う点からサイズを出したいクワガタもしくは羽化を早めたいクワガタのみに使用しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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