カブトムシ

カブトムシの幼虫が陥りやすい病気を3つ紹介|命に関わら異常事態

カブトムシの幼虫は比較的”容易”に飼育することができ、保育所・幼稚園生や小学生の子でも問題なく成虫にできるでしょう。

しかし、飼育環境によっては稀に人間と同じく”病気”に陥ってしまい、最悪の場合死んでしまう可能性があります。

ですので、この記事ではカブトムシの幼虫が陥りやすい病気や、その病気を対策する方法についてご紹介していきます。

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カブトムシの幼虫も病気になる

カブトムシの幼虫は初めての方からすると病気になるの?と疑問に思うでしょうが、結論=普通になります。

と、いうのも基本的には自然の環境で生きる生き物ですので、病気になれば表に出てこないだけですので、民間の人からすると知ることはできません。

しかし、飼育ケースで飼育をすると常に観察できる状況なため、病気になるとすぐに分かり、気になってしまいます。

これはどれだけ上手いブリーダーの方でも普通に発生することですので、あまり気にせず他の個体を成虫に持っていくまで努力するべきです。

カブトムシの幼虫が陥りやすい病気3選

カブトムシの幼虫は病気になると言っても、どんな病気になるのかを知っていないと対応することができないでしょう。

ですので、ここではカブトムシの幼虫が陥りやすい病気を3つほど紹介していきます。

✔︎下記で紹介する病気

病気1,拒食症

カブトムシの幼虫が陥りやすい病気1つ目は「拒食症」です。

これは文字の通り、本来マットをバクバク食べて成長していくのですが、その過程で急に食べなくなってしまう病気です。

基本的には小さい段階で発生しやすく、気づかないうちに死んでいる場合が多いですが、稀に3令後期でも発生します。

この病気を陥ると3令後期であればギリギリ成虫になれますが、初令・2令の段階であれば中々成虫になることはできないでしょう。

病気2,黒点病

カブトムシの幼虫が陥りやすい病気2つ目は「黒点病」です。

これに関しても名前同様、幼虫の体に黒い点々ができる病気でして、原因は3つほどあると言われていますが、未だ明確な原因については分かっていません。

<黒点病になる原因>

  1. 遺伝
  2. 外部からの感染低温障害
  3. カビの一種の感染

だそうです。

これらは分かったところで遺伝であればどうしようもないですし、カビであれば新鮮なマットを使えば防げる可能性はあるものの明確に防ぐことはできません。

ですが、このような病気があると知っておくことで、適切な対応ができるでしょう。

病気3,ブヨブヨ病

カブトムシの幼虫が陥りやすい病気3つ目は「ブヨブヨ病」です。

この病気も文字の通りプニプニの幼虫がシワが増えブヨブヨになってしまう病気です。

主に、クワガタで発生する病気なのですが、中にはカブトムシでも発生すると言われているためたまに発生するでしょう。

しかし、当方ではまだ見かけたことがない病気ではあるので、相当稀な可能性があります。

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病気にならないようにする対策方法

カブトムシの幼虫が病気になってしまうのは、無責任な言い方をすると仕方がありません。

なので、事前にこれだけを意識すれば確実に防げるような方法はありませんが、なるべく少なくする方法はあります。

下記では、当方が効果あった対策方法などを中心に紹介していきます。

対策方法1,マットは実績があるものを選ぶ

カブトムシのマットを市販であればなんでもOKと使っている方を見かけますが、病気にさせずに育てたいのであれば、その方法はあまり好ましくありません。

もちろん、市販のものでも全然良いのですが、その場合はマット交換時必ず前回と同じものを購入して使うようにしましょう。

それよりも1番おすすめなのは、きちんと信頼と実績がありSNSなどで他の方が沢山レビューされているものを選ぶ方法です。

当方も市販のものから個人のものなど多く使用しているため、一応こちらでおすすめのマットを紹介しているので、ぜひご覧下さい。↓

対策方法2,マットに違和感があれば交換する

カブトムシの幼虫にはマットが欠かせないのですが、物によっては害虫が湧いてしまいマットの栄養を全て取られる場合があります。

こうなってしまうとせっかく栄養が多いマットであっても意味がないですし、最悪の場合害虫のせいで幼虫が死んでしまい場合もあるでしょう。

ですので、少しでもマットにダニが多く湧いてしまったり、マットの劣化、コバエの大量発生などが見えた場合、なるべく早くマット交換をしてください。

早ければ、幼虫には何も影響がなく育てることができますので、少なくとも2,3日に1回は飼育ケースをチェックしましょう。

対策方法3,マットは常に新鮮なものを使う

基本的に市販のもマットは夏にしかないため冬用に買いだめして使う方がいらっしゃいますが、これは基本的にNGです。

と、いうのも上記で紹介したように栄養の問題もありますし、害虫の混入なども見られるためできれば購入後の1,2ヶ月以内に使うようにしましょう。

この点ネット(Amazon,楽天,Yahoo!)での購入をすると、2,3日以内に届きますし常に新鮮なマットが届けられるのでおすすめです。

もし、急に必要になった場合はペットショップなどに行けば年中あると思いますので、そちらもチェックしてみてください。

まとめ:カブトムシの幼虫が陥る病気について

本記事では「カブトムシの幼虫が陥りやすい病気を3つ紹介|命に関わら異常事態」についてお話してきました。

カブトムシの幼虫も人間と同様、怪我もしますし病気になってしまう可能性はあります。

しかし、飼育側が治すことはできないのですが、ある程度対策をすることによって防げるものでもあるのは間違いありません。

ですので、もし現在カブトムシを飼育している方やこれからする予定の方は、上記の方法を参考に対策をしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫の記事や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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