カブトムシを飼育していて「交尾を行い→産卵が上手く行った」にも関わらず、卵がダメになるのは最悪中の最悪でしょう。
卵をダメにする原因は色々あるのですが、その中の1つにあるのが”ダニの影響”です。
ダニは地球に生きている限り当たり前に存在しており、布団・服・靴など人間の身近にも見えないだけでくっ付いています。
そのダニが、カブトムシのマット内にも繁殖することがありまして、下手すればカブトムシの卵をダメにする可能性があります。
ですので、この記事ではカブトムシの卵にダニが付いた際にどうすれば良いのか?について解説していきます。
カブトムシの卵にダニが付く?
冒頭でも言ったように、カブトムシのマットにはダニが繁殖する場合がありまして、卵にも普通に付くことがあります。
ですが、基本的には”無害”だと思っていただいて大丈夫です。
と、いうのも白色のダニなどであれば、筆者の産卵セットにもめちゃくちゃいますし、飼育環境にも湧いています。
しかし、今までそのようなダニによる影響で、卵がダメになったというのは無いですし、失敗の原因でダニになることは滅多にないでしょう。
危険なダニは確かに存在する
白色のよく見ないと分からないようなダニに関しては、カブトムシの卵は無害ですが、危険なダニは確かに存在します。
引用:たきぽろりん
↑名前は”イトダニ”と呼ばれているダニでして、このダニであればカブトムシの卵から栄養を吸い取り、ダメにする可能性があります。
ですので、イトダニがマット内に湧いているようであれば、直ぐにマットを交換して対策するようにしてください。
基本的には時間との勝負ですので、見つけ次第直ぐに対策しましょう。
もし、危険なダニか分からない方は、KONCHU ZEROの公式LINEへ問い合わせして頂ければ写真を確認した上でご回答させて頂きます。
ダニが湧かないようにする対策方法
根本的にマットにダニが湧かないようにする対策をすれば、卵がダニに影響されることを気にしなくても良いでしょう。
ですので、下記では筆者が実際にダニが湧かないようにしたことがある対策方法を2つほどご紹介していきます。ぜひ、ご参考ください。
<ダニが湧かない対策方法>
対策1,ダニが湧かないマットで管理
ダニが湧かないようにする対策方法1つ目は「ダニが湧かないマットで管理」です。
産卵に適したマットというが存在するので、産卵時にはそのマットを使うべきなのですが、そのまま放置するとほぼ確実にダニが発生するでしょう。
基本的にはこの時点で発生するダニに関しては、卵に対してはほぼ無害と言えます。
ですが、このダニも気にするのでしたら、卵の時点で採卵をして管理するマットをダニが湧かないとされるものを使用するべきです。
その際におすすめのマットはこちら↓
他にも、人工蛹室で使うようなオアシスを利用した卵の管理方法もありまして、こちらであればダニを気にする必要は0(ゼロ)と言えます。
対策2,事前にマット処理を行う
ダニが湧かないようにする対策方法2つ目は「事前にマット処理を行う」です。
ダニはマット自体に存在していて、ダニ予防が付いたマットでない限りはほぼ100%で発生すると言っても過言ではありません。
ですが、事前にマット処理を行えばある程度ですが、発生を抑えることができます。
<事前にできるマット処理>
- 冷凍
- 天日干し
- レンジでチンッ
などです。
これらに関しては明確に効果が出ると思いますが、こんなに手間をかけるのであれば筆者的には別にしなくても良いと思います。
もちろん、一人暮らしでない限り家族の意見があると思いますので、ダニが嫌となるのであれば上記の対策をするべきです。
ですが、それ以外は手間と効果を考えるとわざわざ事前処理する必要はないでしょう。
まとめ:自然界でも耐えるカブトムシの卵
本記事では「カブトムシの卵にダニが!?危険な状況とは一概には言えない。」についてお話してきました。
カブトムシの卵にダニが…となっている方に言えるのは、基本的に大丈夫です。
ですので、そこまで心配する必要はありませんし、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。