オオクワガタを幼虫から飼育をしている方は色々な悩みがあると思います。
今回は、その中の1つである「オス・メスの見分け方」についてお話していきます。
見分けることでこんな↓メリットがあります。
- 容器や餌の費用が調整可能
- 他の人にバランスよく譲れる
- 飼育スペースの確保ができる
などです。
ですので、オス・メスを見分ける方が良いため、下記では詳しく紹介していきます。
意外と簡単に見分けることができる
幼虫などのオス・メスを見分けるのは難しいイメージがあると思いますが、意外と簡単に見分けることができます。
確かに、生き物はクニュクニュ動きますし、持ち方を間違えると指をカプッとされる可能性があるため注意は最低限必要です。
ですが、コツさえある程度掴めば、噛まれたり見間違えることは少なくなってきます。
もちろん、ベテランの方でも判断ミスがありますが、後々修正することができますので、まずはチャレンジをしていきましょう。
オオクワガタの幼虫のオス・メスを見分ける方法
オオクワガタの幼虫のオス・メスを見分ける方法は下記の通りです。↓
下記で紹介する見分ける方法は、前提条件で3令幼虫になっている状態で判断することができます。幼虫のスケジュールを知りたい方はこちら
<オス・メスを見分ける方法>
方法1,卵巣の有無
オオクワガタの幼虫のオス・メスを見分ける方法1つ目は「卵巣の有無」です。
これに関しては言葉の通りでして↓
オス | 無し |
メス | 有り |
と、なっています。
この方法で見分けることができれば、間違いない判断ができますので、1番最初に覚えるべきですし1番使うべき方法です。
画像判断はこちら↓
<オス>
<メス>
になります。
パッと確認して判断できるのはベテラン以上の方ですので、まだ飼育始めたばかりの方はじーっと特徴を判断してください。
方法2,頭のサイズ
オオクワガタの幼虫のオス・メスを見分ける方法2つ目は「頭のサイズ」です。
平均的に参考数値は下記の通りです。↓
オス | 11mm前後 |
メス | 8mm前後 |
になります。
オオクワガタに関わらず大型昆虫の幼虫は頭のサイズがオス・メスでハッキリ異なっており見ればすぐに判断可能です。
しかし、この方法では異例の状態が有りまして「オスなのに小さい・メスなのに大きい」ということがたまにですがあります。
こうなると判断を間違える可能性があるので、やはり1番おすすめのは卵巣の有無です。
方法3,重量
オオクワガタの幼虫のオス・メスを見分ける方3つ目は「重量」です。
平均的に参考数値は下記の通りです。↓
オス | 約20g~32g |
メス | 約10g~20g |
になります。
これもマット飼育と菌糸ビンで飼育で異なることもありますが、比較的平均を取ると上記に当てはまると思います。
しかし、頭のサイズと同様オス・メスの見分ける判断材料にはなりますが、メインとしての見分け方にはしないでください。
重量の場合は頭のサイズよりも遥かに精度が鈍りますので、まず卵巣の有無を確認して→頭のサイズを確認→重量での順番でオス・メスを見分けましょう。
まとめ:オオクワガタはオス・メスを見分けるべき
本記事では「オオクワガタの幼虫のオス・メスを見分ける方法|意外と簡単で単純」についてお話してきました。
オオクワガタは他のカブトムシやクワガタと違い、比較的サイズを大きくしたいと思う種類の一種だと思います。
そんな大きくしたい場合は色々、工夫する必要がありまして、その1つが「容器と餌の量を的確に調整する」です。
この場合は確実にオス・メスを判断しなければできないので、そのような方は時間は多少かかりますが、性別を見分けましょう。
それ以外の方は、多頭飼育でも良いですし、ある程度容器のサイズがあれば安全に羽化することができますので、性別の見分けは不要です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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