カブトムシの幼虫を飼育してみたは良いものの、自分が飼っている幼虫はオスなの?メスなの?と悩むでしょう。
ブリーダーでもなかなか慣れないと、最初はオス・メス判断することはできません。
ですので、この記事では飼育を始めたばかりの方でもカブトムシの幼虫の性別を判断することができるように紹介します。
また、なぜ見分けた方が良いのかについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
カブトムシの幼虫のオス・メス見分け方
カブトムシの幼虫のオス・メスを見分けるには、幼虫をしっかりと観察することが大切です。
ですので、ここでは写真を用いりながら簡単に見分ける方法について紹介します。
<見分ける方法>
見分け方1,点字マーク
カブトムシの幼虫のオス・メスの見分け方1つ目は「点字マーク」です。
まず、1番間違いない見分け方は幼虫のお腹の部分をよく見て見極める方法でして、オスにはこのようにお腹に点があります。
メスにはこのようにお腹に点も何もない感じです。
これに関しては3令にならなければ判断することができないので、幼虫になって3,4ヶ月程度で判断してください。
初めは全然分からないので、何回も失敗して最終的に成功率が上がればばんばんざいです。
お腹の点字を見る際は下記の動画のようにして見るようにしてください。(少し大変w)
見分け方2,頭の大きさ
カブトムシの幼虫のオス・メスの見分け方2つ目は「頭の大きさ」です。
カブトムシの幼虫はオス・メスでは頭の大きさが微妙に違っており、オスが大きく・メスが小さいと言う感じになります。
しかし、これに関してはブリーダーのように毎日のように幼虫を触っていなければ判断が難しい見分け方でしょう。
ですので、初めは”見分け方1”でオス・メスの判断をした上で、頭の大きさを何度か確認してみてください。
そしたら、少しずつ感覚で分かってくるので、そうなればかなり楽になるでしょう。
見分け方3,重さ・体格
カブトムシの幼虫のオス・メスの見分け方3つ目は「重さ・体格」です。
頭の大きさが多少なりとも違うと言うことは、重さや体格が違うと言うことになります。
これは頭の大きさ同様、見た目で分かることもありますが、それより+重さを測ることで間違いなく確証になるでしょう。
ですので、順番的にはお腹の点字で見分けることができれば、+確証を付けるために#見分け方2”+重さを測るようにしてください。
幼虫のオス・メスを見分けるメリット
幼虫のオス・メスを見分けたところでどうなるの?と思うでしょう。
ここでは筆者が思う、カブトムシの幼虫のオス・メスを見分けるメリット3つについて紹介していきます。
<見分けるメリット>
メリット1,人に譲る際に便利
幼虫にオス・メスを見分けるメリット1つ目は「人に譲る際に便利」です。
幼虫が増えすぎてしまうとこの記事→ で紹介しているように、人に譲ることがあるでしょう。
その際に、先方からすればオスに偏るとかメスに偏るなどすれば面白さがありません。
しかし、譲る側がオス・メスを見分けてあげておくと2:2などバランスよく譲ることができるので、先方も嬉しいと思います。
もちろん、これで間違っていれば羽化した時にショックを受けるでしょうが、その際は羽化個体を譲ってあげましょう。
メリット2,飼育ケースの無駄削減
幼虫にオス・メスを見分けるメリット2つ目は「飼育ケースに無駄削減」です。
国産のカブトムシの幼虫はあまり飼育ケースのサイズが変わることはありませんが、多少なりとも飼育ケースの大きさは変わります。
これがオス・メスを判断することができれば、飼育ケースを正しく選べて飼育スペースの無駄やマットを使いすぎを防げます。
=費用などを削減できるのでお小遣いでも安全に飼育することが可能です。
メリット3,羽化時期の見込み
幼虫にオス・メスを見分けるメリット3つ目は「羽化時期の見込み」です。
カブトムシは羽化するタイミングがオス・メスでは多少ズレが発生してしまいます。
これは国産のカブトムシであればあまりズレはありませんが、外国産になると長いと6ヶ月ぐらいズレが起こります。
ですので、オス・メスを判断しておけば羽化時期が見込めて、温度管理などもできますので、初めは時間がかかっても見分けるようにしましょう。
まとめ:性別判断することは大事
この記事では「カブトムシの幼虫の性別判断|オス・メスを見分け方」についてお話してきました。
カブトムシの幼虫はクワガタなどと比べると難易度は低めなので、性別の判断は積極的に行うべきだと思います。
これに関しては失敗したとしても勉強になりますし、お腹の点字だけではなく重さを計ったり・頭の大きさを見分けることができるので、全然大丈夫です。
羽化するまでに約1年あるわけですから、マット交換のタイミングのどこかで見分けることができればOKです。
しかし、性別判断することができれば費用の削減や飼育スペースの確保ができますのでめちゃくちゃ”大事”と言うのを覚えておいてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。