菌糸ビン

菌糸ビンが劣化するとヤバい!?|原因や対策を詳しく解説

クワガタを大きくするために必須な菌糸ビンは管理が難しく、色々なことに気を使わないとすぐに”劣化”します。

劣化は仕方がないといえば仕方がないのかも知れませんが、これは幼虫にとって良くありません。

ですので、ほとんどのブリーダーが菌糸ビンの劣化を防いだり、なるべくそうならないように対策しています。

この記事ではそのような菌糸ビンの劣化してしまう原因を紹介し、+で劣化しない対策方法を紹介していきます。

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菌糸ビンは劣化するとヤバい!?

そもそも、菌糸ビンは劣化するとヤバいのか?と言うことですが、結論=ヤバい状況と言えるでしょう。

と、言うのも菌糸ビンはクワガタの幼虫にとっては餌でして、人間で言うご飯が常に消費期限が切れているものを食べさせている状態です。

下手すれば人間でも健康を崩すにも関わらず、餌を食べる範囲を決められている上に餌が劣化していれば必ず体調を崩すでしょう。

ですので、菌糸ビンが少しでも劣化しているなと感じた場合は無駄(費用が掛かる)と思わずにすぐに交換してください。

菌糸ビンが劣化してしまう原因3選

菌糸ビンが劣化するヤバさは理解していただいたと思いますが、下記では劣化してしまう原因を紹介します。

<劣化してしまう原因>

原因1,菌

菌糸ビンが劣化してしまう原因1つ目は「菌」です。

菌糸ビンを劣化させてしまうのが”菌”と言うのが矛盾しているのですが、これは「本当の敵は味方」と言う感じでしょうか。

意味は分からないとして、菌糸なのになぜ菌の影響で負けるのかというと菌糸の菌はきのこ菌であり雑菌ではありません。

ですので、どれだけきのこ菌だと言っても雑菌があれば劣化しがちです。

これを対策するために、ボトルへ詰める前は必ずアルコールなどで消毒をした上で利用します。

既製品であれば気にする必要はほとんどありませんが、自分で自作して詰める際は必ず注意して起きましょう。

原因2,水分量

菌糸ビンが劣化してしまう原因2つ目は「水分量」です。

菌糸ビンは水分量を微調整しており、既製品の場合は何もしなくてもよく下手に加水するとすぐに劣化します。

ですので、夏場のように高温・多湿になる環境は最悪で、下手すれば既製品でも急激に劣化するでしょう。

もし、自分で詰める際は乾燥している場合もあるので、加水する必要はありますが慣れるまでは確実に失敗します。

ですが、慣れればある程度加水量が分かりますし、上手く調整できますので、諦めず挑戦してください。

原因3,温度管理不足

菌糸ビンが劣化してしまう原因3つ目は「温度管理不足」です。

菌糸ビンを使用する場合は基本的に”18~25度”の間で管理する必要がありまして、それ以外になると劣化を起こします。

むしろ低い温度であればまだ全然劣化が進む感じではないですが、それでも時間が経つと劣化を起こしがちです。

また、高い温度であれば問答無用で劣化を発生させますので、使わないのであれば低い温度の場所で保管するようにしてください。

菌糸ビンが劣化するのを対策する方法

劣化してしまう原因について紹介してきましたが、菌糸ビンが劣化するのを対策する方法は以下の通りです。

<対策する方法>

対策1,温度管理を徹底

菌糸ビンが劣化するのを対策する方法1つ目は「温度管理を徹底」です。

菌糸ビンは温度管理をしないと劣化のスピードは圧倒的ですし、温度管理をある程度すれば劣化する可能性がかなり減ります。

ですので、菌糸ビンに適しているとされる温度である18~25度の間で管理しましょう。

もし、玄関や温度管理がなかなかできないところで飼育している場合は、菌糸ビンの飼育ではなくマットですることをおすすめします。

対策2,既製品の商品を購入

菌糸ビンが劣化するのを対策する方法2つ目は「既製品の商品を購入」です。

菌糸ビンは飼育環境による劣化が激しいのですが、もし自作しているのであればどれだけ温度管理をしても劣化する場合はあります。

これは既製品であればほとんど防ぐことができるため、劣化する可能性を減らせます。

コスパを気にするのであれば自作がおすすめですが、劣化して1本無駄にすれば元も子もないのでできれば既製品がおすすめです。

もし、水分量の調整や添加剤などの追加をできる方であれば自作するのが良いでしょう。※ベテランの方はほとんどこの感じです。

まとめ:劣化したら即交換するべき

本記事では「菌糸ビンが劣化するとヤバい!?|原因や対策を詳しく解説」についてお話してきました。

菌糸ビンは注意していても劣化してしまう場合はボトルによっては起こりますので、十分に対策したのであれば仕方がないと思って大丈夫です。

しかし、劣化してしまった後が大事でして、後処理を怠ってしまうと最悪幼虫を死亡させてしまう可能性があります。

ですので、必ず対策できることは対策してなるべく劣化させないようしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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