バッタ

バッタが大量発生する理由や原因を徹底解説|対策方法はないのか?

日本でも身近な昆虫である”バッタ”ですが、実は大量発生しやすく、時には人間にとって害になる可能性があります。

この記事ではバッタが大量発生する理由や原因を徹底的に紹介し、なぜ大量発生するとヤバいのか?についても解説します。

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バッタの繁殖力は凄い

そもそも、バッタは昆虫科に属す生き物ですので、繁殖力は強く一定期間で瞬く間に子孫繁栄を行います。

成長過程で言うと、約3ヶ月程度で幼虫→成虫に複数回の脱皮を繰り返し成長し、その後約5~10度の産卵を行います。

そして1つの卵から50~100匹程度が誕生すると言われており、これが最大になると1メスから一生の間に1,000匹近く誕生させることになります。

これだけ聞くと、繁殖力は莫大で人間が嫌うゴキブリと近いほどの力を持つため、1匹では可愛いバッタも増えすぎると厄介になることは間違いありません。

バッタが大量発生する理由や原因

バッタがそもそも大量発生するのは繁殖力が強いことがメインではあるものの、それ以外にも理由や原因などがあります。

ですので、ここではバッタが大量発生してしまう最大の理由や原因について紹介します。

理由1,餌の減少

バッタが大量発生する理由や原因1つ目は「餌の減少」です。

バッタは主にイネ科の植物を食べて生きているのですが、一箇所に集中して卵を産むと食い尽くしてしまう場合があります。

数十匹であればある程度植物成長も追いつくのですが、大群で一箇所を食べると=餌が全くと言って良いほど無くなるでしょう。

よって、餌の減少が所々で発生すると違う場所へと求めて大群がさらに餌があるところへと集中していきます。

これがいわゆるバッタの大移動を発生させたり、一箇所にバッタが大量発生する理由です。

理由2,運動神経が抜群

バッタが大量発生する理由や原因2つ目は「運動神経が抜群」です。

バッタは昆虫の中でも運動神経が抜群でして、分かりやすく例を出すとすれば1日に約数十kmは飛べるほど。

下手すれば日本人の1人あたりが移動する距離よりも移動している可能性があります。

それほど運動神経が良いため、餌を求めることができ=一箇所に集まることが容易であると言うことになります。

理由3,自由な成長具合

バッタが大量発生する理由や原因3つ目は「自由な成長具合」です。

バッタは他の昆虫と比べ自然に合わせることができる生き物で、周辺の環境に適応する能力がずば抜けて高いとされています。

例えば、カブトムシなどであれば親のサイズがある程度子孫繁栄に響きますが、バッタに関しては親の影響をあまり受けません。

それこそ分かりやすい部分で言うと、体の色などは緑が多いところでは”緑色”ですが、土やイネ科が多いと”茶色”に変化します。

他にも、色々とありますがこれだけ自由に成長できるため、環境に合わせて羽を大きくして飛べる距離を調整することが可能。

このように、上記の3つが全て合わさることで、バッタの大量発生を起こすと言っても良いでしょう。




バッタが大量発生することで発生する問題

バッタが大量発生する理由や原因などは比較的単純で、なんとなく分かりますが、なぜ発生すると問題なのかについては意外と複雑です。

下記では、それを噛み砕いでバッタが大量発生すると何が困るのかについて大きく分けて3つほど紹介していきます。

問題1,食糧難

バッタが大量発生することで発生する問題1つ目は「食糧難」です。

上記でも紹介しましたが、バッタはイネ科の食物を主に食べて生きているため、人間に近い植物を食べていると言えます。

それこそバッタが食べる餌が無くなれば、自由に変化するため、イネ科だけの植物を食べると言うわけでなく他の人間が食べる野菜にも影響が出てきます。

よって、バッタの食糧難だけでなく我ら人間が食べる食料がなくなると言う問題です。

これは2020年にアフリカを中心に問題になったことでもあるため、バッタが大量発生=食糧難は必ず起こると言えるでしょう。

問題2,見た目による被害

バッタが大量発生することで発生する問題2つ目は「見た目による被害」です。

今回はバッタの大量発生についてですが、他の虫である”コバエ”や”蛾”などがサイズは小さいものの集まると気持ち悪いと言う感情が湧くでしょう。

あんなに1匹だと小さい虫でさえ集まると嫌悪感を抱くにも関わらず、バッタが何万匹と集まるとどうなるのかは予測できると思います。

それこそ、単純な見た目被害はありますし運転中に目の前に集まると事故が起こる可能性があるため大問題です。※羽音も異常です。

問題3,対策費用の増大

バッタが大量発生することで発生する問題3つ目は「対策費用の増大」です。

それこそバッタが大量発生すると上記のような問題が起こるため、なるべく発生しないように対策をする必要があります。

増える前に対策ができれば良いですが、増えた後に対策する場合は莫大な費用がかかり、国や県、市や町に負担がかかるでしょう。

それこそ過去の対策費用は明確にこれ!とものはないものの簡単に100億円以上はかかると言っても良いレベルです。




まとめ:バッタだけでなく何事も適度な量が良い

本記事では「バッタが大量発生する理由や原因を徹底解説|対策方法はないのか?」についてお話てきました。

バッタが大量発生することは甘くみられがちですが、昆虫の繁殖力と影響力を舐めるとどれだけ人間でも痛い目にあいます。

それこそ、食糧難に関しては直接影響してきてアフリカなどでは750万人に影響するとも言われており“大問題”になっています。

しかも、対処するためには莫大な費用が必要になるため、非常に厄介です。

大量発生させしなければ子どものヒーローであり、簡単に飼育することができる昆虫ではあります。

ですので、今回はバッタのあまり良くないところを紹介しましたが、ぜひバッタ飼育もかなり勉強になりますので、行ってみてください。詳しくは↓

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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