虫の中でも比較的発見しやすく手軽に捕まえることができるのが”バッタ”でして、子どもにとってはお宝感覚でしょう。
そんなバッタを捕まえた時は喜びでいっぱいではあると思うのですが、逃がさないのであれば飼育する必要があります。
気軽に捕まえることができる虫だけに命を軽くみがちではあるものの、1つの大切な命ですので安全に飼育する必要があるでしょう。
この記事では、バッタを安全・安心に飼育できるように必要な道具や餌などについて徹底的に紹介していきます。
バッタってどんな虫?
そもそも、バッタってどんな虫?については、結論を言うと=緑or茶色の体でピョンピョンと飛び跳ねている虫です。↓
主に夏〜秋頃に姿を見せ昼行性であるため、人間にとっては見つけやすい昆虫になります。
日本全国に存在するため、バッタを見たことが”ない”と言う人は、赤ちゃんを省くと0と言っても過言ではないでしょう。
それぐらい虫の中でも主流の虫ですので、長々と説明せずこれくらいで簡単に終了します。
<詳しく説明するとこんな感じ>
バッタ(飛蝗)は、バッタ目(直翅目)・バッタ亜目 (Caelifera) に分類される昆虫の総称。イナゴ(蝗)も含まれるが、地域などによってはバッタとイナゴを明確に区別する。漢字表記では、「螇蚸」、「蝗虫」や「蝗」とも。英語ではGrasshopper。 引用:Wikipedia
飼育できるバッタの種類
日本全国で色々なバッタが存在するのですが、その中でも飼育に向き不向きの種類がいますし、そもそも飼育ができない種類も存在しています。
ですので、ここでは飼育することができる日本に生息するバッタの種類を紹介します。
種類1,トノサマバッタ
飼育できるバッタ1種類目は「トノサマバッタ」です。
種類2,ショウリョウバッタ
飼育できるバッタ2種類目は「ショウリョウバッタ」です。
種類3,クルマバッタ
飼育できるバッタ3種類目は「クルマバッタ」です。
バッタの飼育に必要な道具4選
バッタを飼育するときはカブトムシなどと違い、基本的にほとんど道具は要らず、下記の4つさえあれば飼育することができます。
<バッタの飼育に必要な道具>
- 飼育ケース
- 土(マット)
- エサ
- 水分スポット
が、あれば基本的にOKです。
まぁ、まず飼育ケースは確実に必要でして、この点に関してはカブトムシやクワガタなどで使うものと一緒のものが良いと思います。詳しくはこちらで紹介
後は、土(マット)に関しては庭などのものでも良いですが、菌などを気にしたりするのであればカブトムシマットを使うのがベストでしょう。
特に産卵をさせるのであれば、カブトムシマットを使うとスムーズに行うことができます。
バッタが食べる餌は何なの?
自然界でのバッタは主に、イネ科の食物を食べると言われており、例を挙げると「ススキやエノコログサ(猫じゃらし)」です。
飼育をするときの餌も同じものを与えれば良いので、庭や土手に生えているものを拝借して与えることで餌になります。
よって、カブトムシやクワガタのように昆虫ゼリーなどを与える必要がないため、餌代は“0円”と言っても過言ではありません。
もちろん、地域や場所によっては雑草などの扱いも難しいので、なるべく敷地内で取れるのであれば尚良しです。
バッタを飼う時に注意すること
バッタは比較的簡単に飼育することができますし、お金をあまりかけずに飼育できるので、めちゃくちゃ有難い生き物です。
しかし、放置でも良いのか?と言うとそうでもなく管理はきちんとしなければいけません。
ですので、ここではバッタを飼うときに注意しなければいけないことを3つほど抜粋し紹介していきます。
<バッタ飼育で注意すること>
注意1,逃走は覚悟すべき
バッタを飼う時に注意すること1つ目は「逃走は覚悟すべき」です。
バッタは飼育するケースにもよりますが、ピョンピョン飛び跳ねる昆虫ですので、餌交換やフンの掃除をするときに逃げる可能性があります。
と、言うよりもケースを開けると高確率で逃げますので、違うケースなどに移動させて掃除や餌交換をする必要があります。
注意2,定期的な日光浴
バッタを飼う時に注意すること2つ目は「定期的な日光浴」です。
バッタは主に紫外線を浴びて健康を維持するため1日に定期的に日光浴をさせてあげる必要があります。
これは30分でも良いので、窓の近くに置いてあげたり、日の当たる場所に置いて上げることで問題ありません。
逆に直射日光で何時間も放置してしまうと、ケース内が高熱になってしまい、弱らせる原因になってしまうでしょう。
注意3,バッタのみで飼育
バッタを飼う時に注意すること3つ目は「バッタのみで飼育」です。
バッタを飼育するときには1つのケース内に何匹かを入れて多頭飼育することが多いと思います。
別に餌が枯渇したり、水分が十分であれば問題はありませんが、この中に間違えでキリギリスなどを入れるのは辞めましょう。
と、言うもののバッタによく似たキリギリスは肉食タイプですので、バッタを餌にして生活する可能性があります。
ですので、飼育するときは必ずバッタのみを入れるもしくは単体飼育にしてください。
まとめ:バッタ飼育は慣れれば簡単
本記事では「バッタの飼い方を徹底解説|これだけ見れば安心できる情報を網羅」についてお話してきました。
バッタの飼育を行ったことがない方からすると、難しいと感じるとは思いますが、慣れれば意外に簡単に飼育を行えます。
とは言ってもカブトムシやクワガタなどの昆虫から比べると、急に飛んで行ったり、細かな動きをするのは慣れなければ大変です。
ですので、その点さえ妥協できればバッタの飼育はコスパなどを考慮しても比較的簡単でしょう。
もし、飛び跳ねたり逃げたりするのが嫌だ…と言う人は無難に、カブトムシなどの飼育をまずしてみるのがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。