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セミの天敵は何が居るの?|昆虫全般に適用される

セミは日本の風物詩と言われる昆虫でして、常にミンミンと元気に鳴いていますが、実は儚い昆虫とも言えます。

これは皆さんご存知の短命(約1週間など)でもあるのですが、深いところを言うと天敵が多いことでも知られます。

と、言うのもカブトムシなどは日中に顔を出すことはあまりないですし、他の昆虫も比較的夜行性が多いです。

しかし、なんと言ってもセミは昼行性ですので=天敵が多いことで知られます。

ですので、この記事ではセミの天敵について紹介&解説していきます。ぜひ、最後までご覧ください。

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セミには天敵は存在するの?

冒頭でも軽く紹介しましたが、日本のセミには天敵が多く存在していまして、短命+天敵の量でさらに儚くなる生き物です。

これには活動時間や生息する場所など、セミにとっては八方塞がり状態と言えます。

と、言うのも詳しくは下記の”#見出し2“で紹介するのですが、天敵が幅広く存在しすぎて対策しようがなく一生を無事生きれるのは奇跡です。

セミの天敵を全5種紹介

そもそも昆虫は天敵が多いで知られているものの、その中でもセミの天敵は多い方です。

下記では、そんなセミの天敵とされる5つの生き物を紹介していきます。↓

種類1,鳥

セミの天敵1種類目は「鳥」です。

鳥は昆虫全体的に通して考えても天敵でして、カブトムシ・バッタ・カマキリなど色々な昆虫も同様の天敵になります。

しかし、この中でもセミは相当数捕食されると思われていて「幼虫の段階・羽化段階・成虫」とどの段階でも捕食される恐れがあります。

特にセミは鳥と同じ時間帯に活動するので、一番狙われやすい昆虫の1種です。




種類2,人間

セミの天敵2種類目は「人間」です。

これに関しては我ら人間も鳥と同様天敵でして、鳥のように直接食べるなどは日本で言うとほとんどありません。

しかし、間接的に寿命を縮めてしまう行動、例「捕まえる・追いかける」などをすることで体力的を消耗させてしまいます。

また、ミンミンと鳴いている状況(交尾待ち)の時に捕まえたりすると、交尾期を失い子孫繁栄ができずに死んでしまう可能性などもあるとされます。

ですので、直接的ではないものの間接的にはセミにとって人間は天敵といえるでしょう。

種類3,アリ

セミの天敵3種類目は「アリ」です。

アリは鳥や人間のように一発の影響力はありませんが、羽化したてのセミにとっては地味な天敵となってしまいます。

例えば、成虫であれば飛ぶことや暴れることができるため、そもそもアリ自身も狙わないですし、近づけません。

しかし、幼虫から羽化したてのセミはあまり動けないですし、柔らかい状況ですのでアリにとっては好都合の餌です。

しかもアリは活動時間というのが明確になく常に24時間動き続けられるので、夕方〜夜に羽化するセミは逃げようがありません。

種類4,小動物

セミの天敵4種類目は「小動物」です。

近年日本には小動物による農作物の被害などがピックアップされていますが、実はセミにとっても天敵になり得ます。

例えば、アライグマ・イノシシ・ハクビシンなどがセミにとっては天敵になります。

この中で言えばイノシシ以外は明確に木に登れますし、活動時間がセミの落ち着く時間が重なるので狙い放題です。

イノシシに関しては土の中を匂いで嗅ぎ分けられるので、幼虫を掘り出せますし羽化寸前の幼虫もある程度は食べることができます。

ですので、鳥などがメインではあるものの小動物も人間が活動していない時間にセミを捕食しているのでかなりの天敵です。

種類5,他の昆虫

セミの天敵5種類目は「他の昆虫」です。

セミは昆虫の仲間ですが、同じ昆虫も天敵になることがありまして、例えばカマキリやカブトムシも同じタイミングで羽化しています。

そのため、樹液の取り合いや交尾のタイミングなど色々な局面で邪魔されるでしょう。

ですので、人間と同じく直接的と言うよりは間接的に天敵になる存在と言っても良いと思います。




天敵が少ない夜に活動すれば万々歳

セミは昼行性の昆虫で、ミンミンと大きな音を発しているので天敵に「さぁ、餌はこっちだよ!」と言っているようなものです。

特に鳥にとっては絶好の餌で、食べ物が少なくなる冬と違ってお腹いっぱいに食べられる唯一の時期と言えるほど…。

ですので、セミの目線から言うと日中に活動せずに夜間で活動すれば天敵に襲われる確率も極力下げることができます。

まぁ、これに関しては弱肉強食で自然の力が働いているのでしょうが、セミは夜間で活動すれば万々歳と言えます。※増えすぎて人間が困るでしょう。

まとめ

本記事では「セミの天敵は何が居るの?|昆虫全般に適用される」についてお話してきました。

昆虫全体を見ても他の生き物と比べると天敵は多いのですが、セミに関しては昆虫の中でもTOPレベルで多いと思います。

ですので、かなり可哀想ではありますが、我ら人間もこれだけ興味を持って関わっているので十分な天敵になっています。

弱肉強食で残酷な世の中ではありますが、セミはまだ絶滅危惧種などではないので、天敵が成長するために大事な生き物です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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