日本では夏になるとミンミンと騒がしいぐらい鳴いている”セミ”ですが、実は食べることができるという噂があります。
これは日本人が普通に考えると、「いやいや、あり得ない…」「昆虫はそもそも食べない」と思う方が99%以上でしょう。
ですので、この記事では実際セミを食べることができるのか?などについて解説して行きます。
セミは食べることはできるの?
そもそも、セミは食べることができるのか?についての結論を言うと=食べることは可能ではあるものの食べない方が良いと言うのが妥当な回答です。
と、言うのも下記の”見出し2”で詳しく紹介しますが、セミを実際に食べる国は少ないものの存在はしています。
ですので、セミは食べれるのか?については”食べれる”と言えるのですが、日本のセミは食べるべきではありません。
もちろん、毒などがある訳ではないので、処理すれば食べることはできますが、一般の方が木から取って食べるのは病気になる可能性があるのでおすすめしません。
セミを普通に食べる国
日本ではセミを食べるという習慣はありませんが、そんなセミを普通に食べる国は世界を見ると少ないですがあります。
これを例えると、クジラ食やフグなどと同じく日本では当たり前に食べています(むしろ高級食品)が、食べない国の方が多いでしょう。
ですので、日本でセミを食べると「え?」といわれますが、海外でフグを食べると「え?」と言われるのと同じです。
では、実際にセミを当たり前に食べている国を言うと↓
中国や東南アジア
と、されています。
アジアの国中心ですが、実際にセミを食べる習慣がある国はあると言えるでしょう。
欧米ではそもそも昆虫の文化がなく、昆虫=ゴキブリのイメージだそうで口に含めることは絶対にしないと言われています。
今後、人口増加による食糧危機が起こるともしかすれば欧米や日本でも普通にセミなどを食べる時代が来るかも知れません。
セミを食べると寄生虫がヤバい!?
セミを食べている国があるぐらいですから、別に食べることは問題ないのでは?と思う方もいるでしょう。
しかし、実はセミにも寄生虫というものが存在していて、人間が食べると体調不良を訴えたり、病気になったりする可能性もあります。
と、言うのもセミには”セミヤドカリ”と呼ばれる寄生虫が付いている場合があり、これはセミの体液などを吸って成長する寄生虫です。
人間がこれを知らずに食べても寄生することはありませんが、何かしらの病気になる可能性は100%否定できません。
+ボーベリアと呼ばれるカビなども存在する場合があるので、そこら辺のセミを食べてみようということは考えないでください。
もし、食べてみたいよ!という方はこちら↓のようにきちんと食べるように処理されているものを使いましょう。お金はかかりますが病気に罹るよりはマシです。
まとめ
本記事では「セミを食べることはできるの?|食べる国や寄生虫なども紹介」についてお話してきました。
極論セミを食べることはできますが、絶対に生で食べる、そこら辺の木から捕獲して食べると言うのは辞めてください。
食べたい方は上記でも紹介しましたが、きちんと処理されているものを購入してから食べるようにしましょう。
もちろん、そもそも日本では食べる習慣がないため、拒否反応は確実に出ると思いますが個人的には勉強するのは面白いと思います。
それこそ今後の食糧危機に備えたり、昆虫食の発展があるかも知れないので古参になれるチャンスだと思って挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。