日本にいれば夏には必ず出会うと言っても良い”セミ”ですが、実際何を食べているのか?と気になるでしょう。
昆虫だけで見ると、昆虫ゼリーや野菜などを入れておけば飼育をすることができます。
結論をいうと、セミはそのようなことができず飼育が不可能と言っても良いため、この記事ではセミの食べ物は?などについて詳しく紹介していきます。
※この記事は成虫のみでして、幼虫は別途記事がありますので、詳しく知りたい方はそちらもご覧ください。
セミの食べ物は樹液のみ
セミの食べ物について結論をいうと=樹液を吸って生活をしているため、明確な”食べ物”というものは存在しません。
しかも、セミの口の構造上ベロがついているのではなくこのように↓注射針のようなものが付いています。
=カブトムシのように木の表面にある樹液を舐めるのではなく、木に直接刺して、中の樹液を吸い取って生活しています。
ですので、簡単にいうと人間が飼育することは難易度が高く、家の中に樹木がある家庭のみでしか飼育はできません。
セミは餌として昆虫ゼリーを食べるの?
カブトムシはセミと同じく樹液を食べて生活している昆虫ですので、セミも同様昆虫ゼリーさえあげれば飼育できると思うでしょう。
しかし、結論をいうと昆虫ゼリーを食べる可能性はあるかもしれませんが、下手すれば短いセミの寿命をさらに短くしてしまうと言えます。
と、いうのも木の表面にある樹液と中にある樹液では栄養などが異なるでしょうし、口の構造が違うためセミの口の構造には昆虫ゼリーは向きません。
ですので、食べるか食べないのかについては、食べるかもしれませんが、そもそも栄養が取れているのかは不明ということです。
まとめ
本記事では「セミの食べ物って何なの!?|樹液だけで1週間生きる」についてお話してきました。
セミは自然界でも約1週間の寿命と言われており、昆虫の中でもダントツで寿命の短い種類と言っても良いでしょう。
子どもにとっては手軽に捕まえることができる昆虫ですので、飼育してみたい…という子もいると思います。
筆者も同じ感じの子どもだったのですが、今改めて考えると元々短い人生のセミをさらに短くしていたかもしれないと思ってきました。
ですので、セミの食べ物は樹液で非常に飼育に向かないので、飼育はせず1日の観察にした方が良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。