クワガタを大きくするために必要なものの1つが”菌糸ビン”です。
そんな菌糸ビンはマット飼育と比べて高く、カブトムシを羽化させるよりもクワガタを羽化させる方の費用が高くなってしまいます。
ですが、そんな菌糸ビンが安く購入できて使うことができれば最高ではないでしょうか?
ですので、この記事ではクワガタを大きくできる菌糸ビンで安くコスパが良い商品をご紹介していきます。メリット・デメリットも!
菌糸ビンとは
そもそも、菌糸ビンとは何?についてですが、結論=”きのこ菌が入ったクワガタを大きくするための餌”と思って頂ければ良いと思います。
クワガタ飼育をする際には欠かせない道具(餌)の1つで、大型のクワガタを飼育しているほとんどの方が使用中です。
マット飼育と比べて圧倒的にサイズを大きくすることができるのですが、なんと言っても費用が高く初めて飼育する方にすれば抵抗があるでしょう。
ですが、安い菌糸ビンもあり初めてクワガタを飼育する方には十分ですし、問題なくサイズも大きくできますので、初めは高いものよりも安いものがおすすめです。
安い菌糸ビンを使うメリット・デメリット
安い菌糸ビンを使うメリット・デメリットを紹介していきます。↓
安い菌糸ビンを使うメリット
安い菌糸ビンを使うメリットは以下の通りです。↓
- 費用を抑えて飼育可能
- 多くの個体を飼育することができる
- 色々なものが試せる
安い菌糸ビンの良いところは何と言っても出費を抑えることができるので、あまり費用をかけずにクワガタを育てることができます。
その分、あまりお金を気にすることなく多くの種類+頭数を飼育することができるようになります。
菌糸ビンは色々なところから販売されているため、多くの種類があり自分に合ったものがどれなのかが分からないので実際に試す必要があります。
ですので、高ければ試すことを躊躇してしまいがちですが、1本が安ければ色々なものを試すことができて自分に合うものを発見する機会が増えるでしょう。
安い菌糸ビンを使うデメリット
安い菌糸ビンを使うデメリットは以下の通りです。↓
- 管理が難しいものが多い
- 飼育数を増やしすぎてしまう
- 購入できる場所が限られる
菌糸ビンはそもそもマットと比べて管理が非常に難しいのですが、安いものを選ぶことでさらに難しいものが多い印象です。
また、メリットでも紹介しましたが飼育数が増やせる分、予定よりも増やしすぎて飼育スペースの圧迫やむしろ費用が増える可能性があります。
そんな安い菌糸ビンですが購入できる場所が限られている場合が多く、ほとんどが決まった実店舗or公式サイトのみの販売が多いです。
ですので、結局送料代が多くなってしまう可能性があるので注意して買いましょう。
安い菌糸ビンおすすめ5選
安くて良い菌糸ビンをここでは5選ご紹介していきます。
表にまとめると以下の通りです。
<安いおすすめの菌糸ビン>
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順番 | 商品の画像 | 商品名 | 素材 | 菌 | 内容量 | 価格 | メーカー |
1 | SRD菌糸クリアボトル | クヌギ100% | ヒラタケ | ・120cc ・500cc ・830cc ・1500cc ・2300cc ・3250cc |
63円〜1,360円 | DOS(ドルクスオーナーズショップ) | |
2 | エレメントシリーズ | 生クヌギ50% 生コナラ50% |
オオヒラタケ系 | ・800cc ・1100cc ・1400cc |
300円〜575円 | 月夜野きのこ園 | |
3 | WISH-A | えのき主体 | オオヒラタケ系 | ・800cc ・1100cc ・1400cc |
260円〜520円 | きのこの山 | |
4 | バンブー菌糸ビン | ブナ約7割 クヌギ約3割 |
ヒラタケ | ・800cc ・850cc ・1400cc |
210円〜320円 | バンブー・イン・セクト | |
5 | AG菌糸 | ブナ粗め | オオヒラタケ | ・650cc ・800cc ・1100cc ・1400cc |
320円〜1,000円 | KBファーム |
では、順番にご紹介していきます。
おすすめ1,SRD菌糸クリアボトル
安くてコスパが良いおすすめの菌糸ビン1つ目は「SRD菌糸クリアボトル」です。
DOSさんの他の菌糸シリーズ
DOS(ドルクスオナーズショップ)さんの菌糸は大きく分けて2種類あります。
その2つのシリーズを分けて下記でご紹介します。
<SRDシリーズ>
商品名 | SRD | SRDOブナカワラ | SRDOブナオオヒラタ | SRDB | SHD | HSRD |
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菌名 | ヒラタケ | カワラ | オオヒラタケ | 黒カワラ | ヒラタケ | ヒラタケ |
素材 | クヌギ100% | ブナ100% | ブナ95% ナラ5% |
クヌギ100% | クヌギ100% | クヌギ100% |
特徴 | 通常(ノーマルタイプ)で1番 無難な菌糸ビン |
特選されたブナの生オガ100%使用で カワラ菌の初菌を使用しているため 粘り強さのある菌糸ビン |
ブナ微粒子95%にナラ中粗目5%が 配合されオオヒラタケ菌の初菌を 使用トレハロース,ミネラルは通常の2倍 |
他のメーカーさんでは見かけない 黒カワラ菌を使っており、 特性上水分が少なくダマになりやすい 性質を持つ。幼虫飼育だけでなく 産卵用としても優秀。 |
SRDの素材・菌は一緒 ながら詰める際に通常の約3倍の 硬さで詰め、添加剤約3倍・ 高ミネラルがさらに配合 |
SRDのハイグレードモデルで 素材・菌は一緒ですが添加剤の 量が2倍のマニア向け商品 |
サイズ | ・120cc ・500cc ・830cc ・1500cc ・2300cc ・3250cc |
・120cc ・830cc ・1500cc |
・500cc ・830cc ・1500cc |
・120cc ・830cc ・1500cc |
・830cc ・1500cc ・3250cc |
・830cc ・1500cc |
価格 | 63円〜1,360円 | 378円〜1,800円 | 257円〜600円 | 75円〜420円 | 377円〜1,407円 | 7,900円〜13,200円 |
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<YSOシリーズ>
商品名 | YSOクヌギオオヒラタケ | YSOクヌギカワラ | YSOブナオオヒラタケ | YSOブナカワラ |
画像 | ||||
菌名 | オオヒラタケ | カワラ | オオヒラタケ | カワラ |
素材 | クヌギ100% | クヌギ100% | ブナ100% | ブナ100% |
サイズ | ・120cc ・440cc ・800cc ・850cc ・1100cc ・1300cc ・14000cc |
・120cc ・440cc ・850cc ・1100cc ・1400cc |
・120cc ・850cc ・1100cc ・1400cc |
・850cc ・1100cc ・1400cc |
価格 | 62円〜420円 | 85円〜440円 | 75円〜13,000円 | ? |
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DOS(ドルクスオーナーズショップ)さんの菌糸ビンは種類が多いためどれにするべきか悩むと思いますが、結論SRD(通常)を選んでおけば間違いありません。
他の種類はブリードを一定期間行ってある程度分かっているベテランの方々向けです。
もちろん、飼育している種類によってはカワラ菌などを利用するべきですが、気にするポイントをその点だけでしょう。
ですので、クワガタ飼育を始めたばかりで菌糸をどれにしようかなと選んでいる方であればSRD(通常)を選ぶことをおすすめします。
SRD菌糸クリアボトルの詳細&評価
商品名 | SRD菌糸クリアボトル |
---|---|
菌名 | ヒラタケ |
素材 | クヌギ100% |
サイズ | ・120cc ・500cc ・830cc ・1500cc ・2300cc ・3250cc |
価格 | 63円〜1,360円 |
メーカー | DOS(ドルクスオーナーズショップ) |
SRD菌糸クリアボトルの口コミ&評判
SRD菌糸クリアボトルの口コミ&評判は以下の通りです。↓
TwitterなどのSNSを利用してSRD菌糸クリアボトルの口コミ&評判を集めました。
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おすすめ2,E(エレメント)シリーズ
安くてコスパが良いおすすめの菌糸ビン2つ目は「E(エレメント)シリーズ」です。
月夜野きのこ園の菌糸は種類が豊富
月夜野きのこ園のE(エレメント)シリーズ+他のシリーズの菌糸は以下の通りです。↓
商品名 | E(エレメント) | EP(プレミアム) | N(ナチュラル) |
画像 | |||
菌名 | オオヒラタケ系 | オオヒラタケ系 | カワラタケ系 |
サイズ | ・800cc ・1100cc ・1400cc |
・800cc ・1100cc ・1400cc |
・1100cc ・1400cc |
価格 | 300~575円 | 396~646円 | 385~575円 |
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月夜野きのこ園さんから発売されている菌糸は3種類です。
王道の2種類に+でプレミアムシリーズもあり選び放題ですし、お金が余裕あって少しでも大きなクワガタを生み出したいのであればプレミアムがおすすめです。
E(エレメント)シリーズの詳細&評価
商品名 | E(エレメント)シリーズ |
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菌名 | オオヒラタケ系 |
素材 | 生クヌギ50%・生コナラ50% |
サイズ | ・800cc ・1100cc ・1400cc |
価格 | ・800cc:300円 ・1100cc:385円 ・1400cc:575円 |
メーカー | 月夜野きのこ園 |
E(エレメント)シリーズの口コミ&評判
E(エレメント)シリーズの口コミ&評判は以下の通りです。↓
TwitterなどのSNSを利用して月夜野きのこ園さんのE(エレメント)シリーズ菌糸の口コミ&評判を集めました。
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おすすめ3,WISH-A
安くてコスパが良いおすすめの菌糸ビン3つ目は「WISH-A」です。
WISHシリーズはAとKの2つorボトル
きのこ山さんから発売されているWISHシリーズは大きく分けて2種類です。↓
商品名 | WISH-A | WISH-K |
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菌名 | オオヒラタケ系 | オオヒラタケ系 |
素材 | えのき主体 | くぬぎ100% |
サイズ | ・800cc ・1100cc ・1400cc |
・800cc ・1100cc ・1400cc |
価格 | 286円〜572円 | 286円〜572円 |
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WISHシリーズはそこまで大きく種類があるようなものではないですが、1番王道である「オオヒラタケ系」の菌を利用して素材の違いで2種類あります。
サイズはどちらも同じラインナップで3種類準備されていますが、大きめのものはないため必要な方はブロックで購入して自作するようになるでしょう。
また、WISHシリーズには入れ物もプラのものガラスのものがありましたが、現在は生産停止状況です。
今後販売開始される可能性もあるので、プラスチックケースよりもガラスのボトルが良い方は常に確認しても良いと思います。
WISH-Aの詳細&評価
商品名 | WISH-A |
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菌名 | オオヒラタケ系 |
素材 | えのき主体 |
サイズ | ・800cc ・1100cc ・1400cc |
価格 | ・800cc:286円 ・1100cc:308円 ・1400cc:572円 |
メーカー | きのこ山 |
WISH-Aの口コミ&評判
WISH-Aの口コミ&評判は以下の通りです。↓
TwitterなどのSNSを利用してWISH-Aの口コミ&評判を集めました。
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おすすめ4,バンブー菌糸ビン
安くてコスパが良いおすすめの菌糸ビン4つ目は「バンブー菌糸ビン」です。
バンブー菌糸ビンは王道の2種類
バンブーインセクトさんから発売されている菌糸は全部で2種類になります。↓
商品名 | ヒラタケ | カワラ |
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菌名 | ヒラタケ | カワラ |
素材 | ブナ約7割 クヌギ約3割の微粒 |
ブナ約7割 クヌギ約3割の微粒 |
サイズ | ・800cc ・850cc ・1400cc |
・800cc ・850cc ・1400cc |
価格 | 210円〜320円 | 210円〜320円 |
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バンブー菌糸は王道の2種類で展開しており、ヒラタケとカワラのものがあります。
素材も同じですし、サイズ展開も同じ、価格も同じですので、使い分けとしては飼育しているクワガタに適した菌の種類になるでしょう。
バンブー菌糸ビンの詳細&評価
商品名 | バンブー菌糸ビン(ヒラタケ) |
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菌名 | ヒラタケ |
素材 | ブナ約7割 クヌギ約3割の微粒 |
サイズ | ・800cc ・850cc ・1400cc |
価格 | ・800cc:210円 ・850cc:210円 ・1400cc:320円 |
メーカー | バンブー・イン・セクト |
バンブー菌糸ビンの口コミ&評判
バンブー菌糸ビンの口コミ&評判は以下の通りです。↓
TwitterなどのSNSを利用してバンブー菌糸ビンの口コミ&評判を集めました。
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おすすめ5,AG菌糸
安くてコスパが良いおすすめの菌糸ビン5つ目は「AG菌糸」です。
AG菌糸はブロック”なし”で2種類
KBファームが製造するAG菌糸は下記の2種類を販売しています。↓
※他にもブロック製品があり種類も違いますが、この記事では紹介していません。AG菌糸のブロックを詳しく知りたい方はこちら。
商品名 | AG菌糸 | KBカワラMO |
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菌名 | オオヒラタケ | カワラタケ |
素材 | ブナ粗め(微粒子、中粒子、粗目混合 | ブナ中粒子 |
サイズ | ・650cc ・800cc ・1100cc ・1400cc |
・800cc ・1400cc |
価格 | 320円~1,000円 | 680円~1,000円 |
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AG菌糸は大きく2種類に分かれており、王道のヒラタケとカワラタケでしてクワガタ全般に対応できるようになっております。
しかし、価格が今回紹介したものの中で比較的高いのですが、容器の種類によっては差がありますので、購入する際はその点をご注意ください。
<容器の種類>
- ポリボトル=安い
- 透明ボトル=高い
と、なっていますので確認しましょう。
これに関しては他のメーカーも同じようになっているので、購入する際は見ることをおすすめします。個人的には透明ボトルの方が見栄えが良く好きです。
AG菌糸の詳細&評価
商品名 | AG菌糸 |
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菌名 | オオヒラタケ菌糸 |
素材 | えのき主体 |
サイズ | ・650cc ・800cc ・1100cc ・1400cc |
価格 | ・650cc:320円 ・800cc:680円 ・1100cc:400円 ・1400cc:1,000円 |
メーカー | KBファーム |
AG菌糸の口コミ&評判
AG菌糸の口コミ&評判は以下の通りです。↓
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まとめ:安い菌糸ビンも普通に良い
本記事では「安い菌糸ビンおすすめ5選!|コスパ最強で大きさも狙える」についてお話してきました。
菌糸ビンは飼育の種類や個体が増えれば増えるほど必要になってきますし、マット同様消耗品の1つです。
この菌糸ビンが高ければそれだけ費用が必要になりますので、なるべく抑えたいところ。
しかし、サイズが…羽化率が…と悩む方がいると思いますが、今回紹介した5つの菌糸ビンであればどれを選んでも間違いありません。
もちろん、安い分たまにハズレの菌糸ビンなどがあるかもしれませんが、それでも高いものを沢山買うよりもリスクがなくおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。
<この記事で紹介した商品>
商品名 | SRD菌糸クリアボトル | エレメントシリーズ | WISH-A | バンブー菌糸ビン | AG菌糸 |
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菌名 | ヒラタケ | オオヒラタケ系 | オオヒラタケ系 | ヒラタケ | オオヒラタケ |
サイズ | ・120cc ・500cc ・830cc ・1500cc ・2300cc ・3250cc |
・800cc ・1100cc ・1400cc |
・800cc ・1100cc ・1400cc |
・800cc ・850cc ・1400cc |
・650cc ・800cc ・1100cc ・1400cc |
価格 | 63円〜1,360円 | 300円〜575円 | 286円〜572円 | 210円〜320円 | 320円〜1,000円 |
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