カブトムシやクワガタに関して色々な疑問点などがありますが、その中でTOPを争うほどの疑問点があります。
その疑問の中の1つが「カブトムシ・クワガタは寝るのか?」と言うことです。
今回はそんな疑問に関して、色々と調べたりして1つの結論に辿り着いたので、下記では簡単にご紹介します。
カブトムシ・クワガタは寝るの!?
カブトムシやクワガタが寝ているのか?と言うことですが、結論を言うと=寝るというわけではないと言うことです。
と、言うのもカブトムシなどは基本的には夜行性で人間が寝しずまった後に動き出して餌を食べ、昼間に天敵にみつからないように物陰に隠れます。
その際に寝ているのでは?と思われているみたいですが、現在では昆虫の睡眠は研究されている途中で=寝ているという概念は誕生していません。
ですので、カブトムシやクワガタが寝ているのか?と言うことに関しては、休憩はしているが睡眠をしているのか不明というのが正解だと思います。
カブトムシが寝ていると勘違いされる状態
カブトムシが寝ることは未だ分かっていませんが、下手すればこれが寝ている状況では?と思う状態があります。
ですので、ここでは飼育者がカブトムシ・クワガタなどが寝ていると勘違いしやすい状態を2つほどご紹介します。
<寝ていると勘違いされる状態>
状態1,ひっくり返る
人間は色々な方向に向いて睡眠を取るので、仰向けになったりうつ伏せになるなどがありますが、カブトムシなどには仰向けはありません。
カブトムシの仰向け=ひっくり返るだと思うのですが、昆虫がそのような状況になってしまうと“死活問題”です。
下手すれば元に戻ることもできませんし、自然界でそのようになると確実に天敵の標的になり直ぐにお陀仏でしょう。
ですので、ひっくり返る=寝ているのではなくただただ人間で言うと転んでいる状況です。
状態2,餌に頭を突き刺している
カブトムシは餌(ゼリー)を食べる際にメスは特に頭を餌にぶち込んで食べることがあるのですが、その際にジッとしている場合です。
一見そんなに頭突っ込んで大丈夫なの?となるのですが、筆者が今まで飼育している中ではそのまま死んだ個体はいません。
静かに近づいたらビクッともしないので、死んでいるのか?となるのですが、多分これが自然界では寝ている?という状況です。
少しでも物音が出たり足音が聞こえると直ぐに触覚や口を動かすので、その際は起きて餌を食べているのだと思います。
まとめ:寝ると言い切るのは難しい
本記事では「カブトムシ・クワガタは寝るの!?|寝ると言う概念が曖昧」についてお話してきました。
カブトムシやクワガタなどが寝ていると言うのはあり得るかも知れませんが、未だ研究している段階ですので、明確に寝ると言うのは難しいでしょう。
と、言うのも自然界では昼間、枯れ葉の下や土に潜るなど物陰に隠れてジッとしていますが、人間が近づくと直ぐに動きます。
これは飼育下でも同じですので、明確にカブトムシがジッとしているのを見ることは暗視カメラなどがない限り難しいでしょう。
ですので、カブトムシなどが寝るのかは不明ですが、確実に休憩をしているのは間違いないと言えます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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