クワガタ

【2023年版】クワガタの採取方法を徹底解説|時期・時間なども紹介

夏の風物詩と言えば「セミ?・花火?・海?」などと色々出てくると思いますが、その中でも子どもに人気なのが「カブトムシ・クワガタ」だと思います。

そんなカブトムシやクワガタですが、もっと魅力的なのが山に行けば採取ができると言うポイントです。

一昔前は田舎の子どもは全員が遊びとして、山に入りカブトムシやクワガタなどを採取するという遊びがあったほど…。

この記事ではそんな遊びを実際にやってみたい方へ、クワガタに絞って山で採取する方法をご紹介していきます。

これから実際にクワガタ採取を行う予定のある方は、ぜひご参考ください。※カブトムシの採取方法はこちらをご参照ください。

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クワガタ採取の条件

クワガタ採取は一見単純そうに見えますが、最低限採取できる条件はあります。

下記では、そんなクワガタを採取することができる条件4つを紹介していきます。

<クワガタ採取の条件>

条件1,時期

クワガタ採取の条件1つ目は「時期」です。

時期は大事ですが、これに関しては間違える人(冬に行く)は居ないと思うので、説明は不要だと思いますが一応言うと=”夏”(6月前後〜9月中期)になります。

中には10月にも採取できる場所も存在はしますが、基本的には上記の6月〜8月程度が1番おすすめの時期になります。

クワガタはカブトムシに比べて早い時期にも採取できますので、ご参考程度に。

条件2,時間

クワガタ採取の条件2つ目は「時間」です。

時間に関しても時期同様、大体分かるとは思いますが基本的には夜〜朝方(20:00~5:00)が良いとされています。

ですので、夜遅くに訪れるor朝早く起きて捕まえにくのかの両方がおすすめでしょう。

しかし、特別この時間に行かなくても夏の時期であれば昼間に行っても採取することができると思います。

小さいお子様と一緒に行くのであれば夜や朝早くよりも、昼間〜夕方に訪れる方が安心してクワガタ採取を行うことができるでしょう。

条件3,場所

クワガタ採取の条件3つ目は「場所」です。

場所に関しては極限を言うと=木があればどこにでも存在します。と言えるでしょう。

下手すれば、山の近くに住んでいる方であれば家の前に居たり、もっと言えば家の中に居たりと言うこともあります。

ですので、わざわざ山に行かなくても地元の公園などでも下記で紹介する木の種類さえあれば存在すると言えるでしょう。

まぁ、結論=山に行く方が土の状況や木の多さ的には高確率で出会うことができます。

条件4,木

クワガタ採取の条件4つ目は「木」です。

カブトムシやクワガタが好む木というのは、意外と限られていまして、どの木でもOKと言うわけではありません。

クワガタなどが好む木はこちら↓

  • クヌギ
  • コナラ
  • ハルニレ
  • シラカシ

の、4つです。

この木でなければほとんど存在することはないので、無駄に他の木を探す必要はありません。※もちろん、他の木にも居る可能性もあります。

この上記4つの条件が揃うことで高確率でクワガタと出会うことができるでしょう。




クワガタ採取の方法

クワガタ採取の方法は下記の通りです。

<クワガタ採取の方法>

方法1,普通に木を見回る

クワガタ採取の方法1つ目は「普通に木を見回る」です。

クワガタ採取は別に下手なことをしなくても、ただ単に上記で紹介した条件さえ揃っていれば見つけることはできます。

と、言うか下手に何かするよりも無難に歩き回った方が見つけることができる可能性もあるでしょう。

ですので、荷物を最小限で行きたい!と言う方や準備するのはダルい!と言う方はこの方法が1番おすすめです。

方法2,木の隙間をめくる

クワガタ採取の方法2つ目は「木の隙間をめくる」です。

クワガタはカブトムシなどと違い、木の隙間に入ることが多く、一見外から見ると「居ないな…」と思っても皮をめくるとウジャウジャいる可能性があります。

ですので、木の隙間があれば覗いて欲しいのですが、ここで注意して欲しいことは木をめくりすぎないことです。

近年、カブトムシやクワガタの採取が流行っており、沢山の方が訪れるのですが、その後に行くと木がベロンベロンになっています。

これでは、次世代のカブトムシやクワガタが成長できないですし、下手すればその木はその部分から腐る可能性すらあります。

もし、木の隙間を見たいのであれば、隙間を少し広げる程度であれば良いですが、完全にベロンとめくるのは辞めましょう。

方法3,木を蹴る

クワガタ採取の方法3つ目は「木を蹴る」です。

原始的な採取方法ではありますが、上記で紹介した”条件4,木”さえ分かる方であれば狙って木を蹴れば落ちてくる可能性があります。

これは文字だけを見ると「本当?」と言う疑問があるとは思うのですが、間違いなく採取方法の1つと言えるレベルです。

ですので、下の方にクワガタが居ない…と言うときは騙されたと思って木を蹴ってみてください。

これに関しては、もしかするとクワガタ以外の昆虫などが落ちてくる可能性もあるので、注意しておきましょう。

方法4,仕掛け

クワガタ採取の方法4つ目は「仕掛け」です。

クワガタ採取と言うかカブトムシ採取でも同様ですが、採取するために仕掛けをかけるのは1番間違いない方法になります。

これは色々な仕掛けがありますが、代表的なのは”バナナトラップ”と言えるでしょう。

YouTubeなどでも色々な方が試されていますが、中には数十匹を一気に捕まえることができた!と言う方もいるぐらいです。

ですので、もし捕まえれないかも…と思っている方は、多少準備や事前に仕掛ける時間が必要ですが、確実性は間違いありません。

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クワガタ採取に必要な道具

クワガタ採取に必要な道具は以下の通りです。

<必要な道具>

  1. 長袖・長ズボン
  2. 長靴
  3. タオル
  4. 手袋
  5. メガネ
  6. ヘッドライト
  7. 虫除けスプレー
  8. 飼育ケース
  9. 虫取り網
  10. 水分

これらの10個があればどうにかなります。

もちろん、他にも必要な道具は個々で違うと思いますので、クワガタ採取に行く際は上記のものは最低限+で考えましょう。

詳しい道具の情報は下記の記事をご参考ください。↓

クワガタの採取に必要な道具10選|自然と戦う準備が必須子どもにとって夢である「カブトムシ・クワガタ」の採取ですが、採取はあくまで自然の中で行う活動となります。 ですので、楽しむのも大事...

クワガタ採取で注意すること4選

クワガタ採取は楽しく・面白い遊び?と言えるでしょう。

しかし、それだけではなく自然の山に入って採取するのであれば、注意しなければ怪我をしてしまう可能性があります。

下記では、そんな楽しいことを楽しいままでできるように注意することを紹介します。

<採取で注意すること>

注意1,マダニの接着

クワガタ採取で注意すること1つ目は「マダニの接着」です。

山に入る際に1番注意しないと行けないのが”マダニ”でして、油断すると数十匹がズボンに付くこともあります。

これはただ吸い付くだけでなく感染症などもありますので、なるべくどころか確実に付かないように注意してください。

もっとマダニについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。→国立感染症研究所

注意2,害獣の存在

クワガタ採取で注意すること2つ目は「害獣の存在」です。

山に入ると自然ですので、人間の力では及ばない敵が存在していて、油断すると簡単に攻撃される可能性があります。

これに関しては、出会わないことが1番良いのですが、どれだけ対策していても出会う可能性は全然あるでしょう。

しかも、夜行性の相手であれば尚更危険ですので、子どもを連れて行く際は厳重に注意した上で山に入るようにしてください。

注意3,木やツタ

クワガタ採取で注意すること3つ目は「木やツタ」です。

山には色々な木やツタが存在していて、トゲトゲしているようなものもあれば毒を持っているような植物もあるでしょう。

これを知らずに掴んだりしてしまうと危険ですので、なるべく分からないものは持たない掴まないは守ってください。

さらに、足元に絡み合っていたりするため、必ず足元を確認して歩くようにしましょう。

注意4,不法侵入

クワガタ採取で注意すること4つ目は「不法侵入」です。

そこら辺にあるような山は、一見誰でも入ってOK!と思うようなところでも私有地の可能性があります。

ですので、どこの山でも入って採取しても大丈夫と思わず確認するようにしてください。

例えば、河川敷や公園であれば公共が持っている場合が多いですが、山は意外と私有地と言うのがあります。

確認方法は役所に問い合わせることでして、1番間違いない回答をしてくれますので、分からずに行くよりも確認して安心した後に楽しみましょう。




まとめ:クワガタ採取は最高に楽しい

本記事では「【2023年版】クワガタの採取方法を徹底解説|時期・時間なども紹介」についてお話してきました。

クワガタ採取は結論を言うと最高に楽しい遊びですし、興味がある方はぜひ1度で良いのかやって見てもらいたいと思います。

しかし、楽しいものの裏側には必ず危ないことがセットで引っ付いてきます。

これはクワガタ採取でも必ず出てくることで、山などの自然に入るので虫や動物など色々なところから危険は迫ってくるでしょう。

もちろん、対策していればある程度大丈夫ですが、何があるか分からないので楽しく終わるためにも準備したり、できることは必ずやっておいてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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