セミ

セミはどんな木を好むの!?|意外と身の回りに存在

セミは夏になると色々なところから”ミーンミーン”と鳴き声がしますが、ぶっちゃけどんな木に止まっているのか?と疑問に思うことがあるでしょう。

と、いうか木であればどんなところにでもセミは存在していると思う方もいるでしょう。

ですので、この記事ではセミはどんな木を好んだり、種類によって好む木が違うのか?などについてご紹介していきます。

もし、今後セミを捕まえる予定の方などは、ぜひご参考ください。

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セミは木であればいいわけではない

セミは木に掴まってミンミンと鳴いているイメージですが、実はどんな木でもセミが存在するというわけではありません。

実は、セミが掴まっている木は非常に限られておりますし、さらには種類によって好む木が全然違うとされています。

逆に、セミにとっては苦手な木も存在しており、庭に木があって1本にはめちゃくちゃセミが居るのに、もう1本には全くいないというのもあります。

ですので、ただ木があれば良いというわけではないので、捕獲したりする時に参考にしてみてください。

セミが好む木4選

セミはどんな木でも良いわけではありませんが、好む木は基本的に同じです。

下記では、セミが好む主な木とさらにその木を好むセミの種類なども一緒にご紹介していきます。

1,サクラ

サクラの木

セミが好む木1つ目は「サクラ」です。

サクラは日本の木という感じで、至る所に生えており、学校を始め河川の横、公園などどこにでもあります。

人間もサクラの時期になれば、花見を行ったり写真を撮ったりなど好きな木の1つですが、セミにとっても大好きな木の1つです。

<サクラの木を好むセミ>

  1. クマゼミ
  2. アブラゼミ
  3. ミンミンゼミ

2,ケヤキ

ケヤキの木

セミが好む木2つ目は「ケヤキ」です。

ケヤキは非常にどこにでも生えている木の1つで、北は青森県〜南は九州まで公園などに行けば見かけることができます。

そのため、セミも集まりやすくケヤキを好むセミの種類は非常に多いと言えるでしょう。

<ケヤキの木を好むセミ>

  1. クマゼミ
  2. アブラゼミ
  3. ミンミンゼミ

3,モミ

モミの木

セミが好む木3つ目は「モミ」です。

モミの木はイメージで言うとクリマス付近の雪が降っている時期によく街路樹で雪が乗っている木というイメージになります。

この木は公園とかではなく、山や少し広い土地に生えているイメージですが、セミが好む木の1種類です。

<モミの木を好むセミ>

  1. アブラゼミ
  2. ミンミンゼミ
  3. ツクツクボウシ

4,センダン

センダンの木

セミが好む木4つ目は「センダン」です。

センダンは落葉の高木で九州〜四国に主に生えている木でして、葉には虫除けの効果があるとされ昔から利用されています。

しかし、クマゼミはかなり混んでいる木でして、時には木の枝にビーっシリと掴まっているほどかなり好んでいる木です。

ぶっちゃけ、四国や九州でセミを探そうと思えばこの木さえ見ておけば100%探すことができると思います。

<センダンの木を好むセミ>

  1. クマゼミ

セミを捕獲するときの注意点

セミの好む木を知っていたとしても、実際に捕獲を行う際には単純ではありません。

もちろん、近くの公園に行けば何も問題ないかもしれませんが、分かりやすいリスクで言えば山に近寄ると自然な動物がいます。(クマやイノシシなど)

これに関しては大袈裟ですので、ここでは簡単に近所でセミを捕獲する時にも注意すべきことをご紹介していきます。

注意1,木に薬を散布されている可能性

セミを捕獲するときの注意点1つ目は「木に薬を散布されている可能性」です。

近年、色々な場所で対策というものがされているのですが、その中の1つで街路樹や公園などの木に虫が付かないように薬を散布している場合があります。

これは主に毛虫などのいわゆる人間にとって被害が目立つものに対してが基本ではあるもののセミなどにとっても薬が付着する木にはなるべく止まりません。

ですので、近くの公園に上記で紹介したような〇〇の木があるからと行っても、薬が散布されていると居ない可能性があります。

注意2,毛虫等の落下

セミを捕獲するときの注意点2つ目は「毛虫等の落下」です。

セミが好むとされている木には、他の虫などにとっても最適な木ということで、色々な虫が一緒に木に存在しています。

その中でも上記で紹介した”毛虫”なども多く存在しており、セミを捕獲する際に近寄ると上から落下してくる可能性があります。

ですので、セミを捕獲するときはセミだけを見るのではなく、自分が行くべき場所の枝や葉に毛虫等が付着していないのか?なども確認しましょう。

注意3蜘蛛の巣に絡まる

セミを捕獲するときの注意点3つ目は「蜘蛛の巣に絡まる」です。

セミは好む木であればどんなところでも止まっていて、極端に言えば地面スレスレの根っこみたいなところでも、木の1番上の方など…。

捕獲する方の身長にもよりますが、そのような場所には蜘蛛なども巣を張る絶好の場所になるため、セミばかりを見てると顔中にベチャと絡まります。

平気な方はいいと思いますが、大半の方は「フギャッ」となると思いますので、まずは目の前に蜘蛛の巣がないのかを確認してから前に進みましょう。

まとめ

セミはなんとなく木に掴まってミンミン鳴いているイメージではあるものの、実は種類によって好きな木があります。

ただただ、メスを求めるために木に掴まっていて呼んでいるのであればワンチャン普通の木にも捕まる可能性があるでしょう。

しかし、基本的には今回上記で紹介したような木にセミは止まるとされています。

ですので、今後セミの捕獲を行いたい方は上記の木や止まりやすいセミの種類と照らし合わせて捕獲を目指してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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