カブトムシを飼育するために必要なマットですが、一定期間放置しているとこのような状態になったことはありませんか!?↓
こんな感じで、土の表面に白い塊がドンッとあったり、所々に白いつぶつぶのようなものがある場合があります。
これは見た目的にも気持ち悪いですし、カブトムシに何か悪影響があるんじゃない?と悩んでしまう原因でしょう。
ですので、この記事ではブリーダーが経験して感じたことやカブトムシマットに突如出現する白い塊やつぶつぶについて解説していきます。
カブトムシのマットは菌が含まれる
カブトムシのマットに白い”塊”や”つぶつぶ”などが出現することは比較的多いためカブトムシを飼育している方は最低でも1度は見たことがあるでしょう。
そんな白いものの正体は、幼虫が成長する際に必要な栄養である”菌類”が混ざっているため、条件が揃えば出現してしまいます。
=そのままほっておけば小さめの”きのこ”が生えてきて気持ち悪い状況になります。
マットの白い塊やつぶつぶは問題なし
カブトムシのマットに白い塊やつぶつぶが出現した際に思うことは「幼虫に影響はないのかな?」などでしょう。
そのことについて結論を言うと=”全然問題ありません”です。
と、言うのもマットにカブトムシの成長を促すためにわざわざきのこの菌類を含めているので、それで問題が起こるとおかしい話です。
ですので、表面上に白い塊やつぶつぶが現れたところで問題はありませんが、1つだけ判断するポイントがあります。
それは、異常にきのこが生えてしまう状況でして、条件が合いすぎるとマットの中からめちゃくちゃ多い量,サイズのきのこが生えるとOUTです。
それ以外であれば何も問題ないので、下手に混ぜたり交換する必要はありません。
マットに白い塊やつぶつぶが生える条件
マットに白い塊やつぶつぶが生えるのは意外と決まっています。
その条件は3つでして、基本的には夏に生えますので冬などは基本的に気にしなくてOKでしょう。
<生える条件>
- 温度・湿度
- 水分が多い
- 幼虫のサイズが小さい
などです。
これらの条件が揃っていれば普通に白い塊やつぶつぶなどが生えますが、これの1つでもあってなければ生えません。
マットが危険な状況
マットに白い塊やつぶつぶが発生したところで、上記で紹介したように直ぐに何か問題がある訳ではありません。
ですので、大丈夫ですがそれ以外にマットが危険な状況になる可能性はもちろんあります。
<マットが危険な状況>
- 害虫の大量発生
- 青カビ
- きのこの増殖
などです。
この3つが発生した場合は白い塊やつぶつぶが発生した所ではなく、幼虫に直接悪影響を及ぼす可能性があります。
ですので、この3つに関しては急いでマットを交換するべきですが、それ以外に関しては焦って交換する必要はありません。
まとめ:白いカビは成長に必要
本記事では「カブトムシのマットに白い”塊”や”つぶつぶ”があるのはヤバい!?」についてお話してきました。
カブトムシが大きく成長するために必要な栄養をあえてマットの中に混ぜているため、白いきのこのうようなものが生えるのは必然です。
ですので、そこまで気にしなくてOKですし、むしろ栄養があるという証拠でしょう。
もし、それ以外にマットに異常が起こればヤバい可能性もあるため注意する必要がありますが、白いものに関しては基本大丈夫です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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