カブトムシの幼虫を1つのケースに複数匹一定期間入れていたら、数が減ってしまった経験はありますでしょうか。
多分、この記事にたどり着いたと言う方ですので、このような経験があったでしょう。
ですので、そのような方の悩みを解決するため、下記ではカブトムシの幼虫が共食いするのか?と言うことについて解説します。
カブトムシの幼虫が共食いするのかは不明
カブトムシの幼虫が共食いするのかしないのかについては、結論=明確には不明です。
と、言うのはカブトムシの幼虫を狭いケースなどへ大量に入れていれば、次見たときには減っている可能性があります。
なぜかと言うと、狭いケースに大量の幼虫が入ると餌が減少傾向になったり、移動が明確にできず窮屈になるからです。
こうなると幼虫同士で噛んでしまったり、餌の取り合いをしてしまう場合もあるでしょう。
これを共食いといえば共食いかもしれませんが、幼虫が意識して噛み付いているのかは不明なので、明確な判断はできません。
ですが、予防としてカブトムシの幼虫=共食いすると思っておいた方が良いと思います。
カブトムシの幼虫が共食いするのを防ぐ方法
上記では共食いをしているのかは”不明”と言いましたが、ここからは共食いをすると言う前提でご紹介していきます。
<共食いを防ぐ方法>
- 1匹の幼虫に1ケース
- マット交換で常に新鮮に
- 仕切りがあるケースで育成
の、3つです。
最低限、上記3つの対策方法を実施すれば幼虫同士の共食いなどはなくなるでしょう。
方法1,1匹の幼虫に1ケース
カブトムシの幼虫が共食いするのを防ぐ方法1は「1匹の幼虫に1ケース」です。
カブトムシの幼虫はサイズや種類にもよりますが、基本的に望ましい飼育方法は1匹の幼虫に対して1ケースになります。
とは、言ってもブリダーではない限り個人で飼育するのであれば「場所&費用&手間」を考えると1ケースに1匹は難しいでしょう。
ですが、このようにすれば共食いなどはもちろん栄養不足などを完全に防ぐことが可能。
方法2,マット交換で常に新鮮に
カブトムシの幼虫が共食いするのを防ぐ方法2は「マット交換で常に新鮮に」です。
カブトムシの幼虫は基本的にマット(土)を食べて成長して行くので、マットに栄養がなければ、白米を食べていない人間と同じです。
幼虫にとって栄養は必須ですので、マットは定期的に交換してあげる必要があります。
定期的と言ってもどれくらい?となるので、参考で言うと1ヶ月半〜3ヶ月ではマットの交換をしてあげるようにしましょう。
方法3,仕切りがあるケースで育成
カブトムシの幼虫が共食いするのを防ぐ方法3は「仕切りがあるケースで育成」です。
上記の”#方法1“で紹介で紹介したように幼虫1匹につき1ケースを準備できないのであれば、仕切りケースがおすすめです。
仕切りケースであれば1つのケースに2~6匹入れれたりするため、多少楽になります。
ですので、個人で幼虫→成虫にする数を増やしたいのであれば、まとめて1箇所に入れずにせめて幼虫同士が絡まないように仕切りケースで飼育しましょう。
まとめ:カブトムシの幼虫の共食いについて
本記事では「カブトムシの幼虫は共食いするのか|真偽は不明だが防ぐことを考える」についてお話してきました。
カブトムシが実際に意識して共食いをしている可能性は、かなり低いと思われます。
しかし、だからと言って1つのケースに複数匹の幼虫を入れていると、栄養不足や誤って噛み付いてしまう可能性もあります。
ですので、上記の”#見出し2”で紹介した方法で予防したり対策するようにしましょう。
そうすることで、最大限の育成ができますし、沢山の成虫を見ることができるので、ぜひこの記事を参考にして頂ければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも、昆虫の情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。