カブトムシを飼育していると日にちが経っていくうちに段々と元気がなくなります。
しかし、他のペット(動物)と違って元気がなくなっているからと言って病院などは存在していません。
そうなると、元気がないと思ったらどうするべきなのか?と疑問に思うでしょう。
ですので、この記事ではブリーダーが体験したカブトムシの元気がない時に元気を出すための対処方法をご紹介します。
カブトムシに元気がなくなる理由
カブトムシは飼育をしていると、段々と元気がなくなり所謂=弱っていきます。
ですが、なぜ元気がなくなるとのかが明確ではないので、ここでは筆者が感じたカブトムシが元気を失くす理由を紹介します。
<元気がなくなる理由>
理由1,寿命
カブトムシに元気がなくなる理由1つ目は「寿命」です。
まぁ、1番最初に紹介するのは寿命でして、国産のカブトムシで言えば2,3ヶ月程度しかありません。
ですので、夏に購入すると夏が終わるかな…?ぐらいで段々と元気がなくなっていきます。
この理由に関しては、人間側がどう対処することもできないので、他の理由を対策するしかないでしょう。
理由2,衛生問題
カブトムシに元気がなくなる理由2つ目は「衛生問題」です。
カブトムシを飼育するケースなどは衛生問題的にはあまり気にしていない人が多いのですが、元気のあり・なしに直接影響しています。
と、言うのも衛生を注意しておかなければ害虫の大量発生,外部からの侵入があります。
こうなるとどれだけ自然に生息するカブトムシでも悪影響ですので、常にできるだけ清潔に保つ意識をしておきましょう。
理由3,複数の交尾
カブトムシに元気がなくなる理由3つ目は「複数の交尾」です。
カブトムシはクワガタと違い短い人生を歩んでいるため、交尾欲というのが強くオス・メスを同居させると1日中交尾をしています。
交尾にはかなりの体力を使いますので、複数回行ってしまうと直ぐに元気がなくなります。
ですので、これを防ぐためにはオス・メスの別居をさせたりする必要がありますので、飼育スペースがなければ対策できません。
カブトムシの元気ない時の対処方法
カブトムシは寿命など元気がなくなることを対策することができないものもあります。
しかし、それ以外に関しては対策することができますので、下記では元気がない時の対処方法についてご紹介します。
<元気がない時の対処方法>
対処方法1,良い餌をあげる
カブトムシの元気がない時の対処方法1つ目は「良い餌をあげる」です。
元気がなくなるのは色々と理由があるのですが、その1つとしては餌がまともに食べれていないや動き周りすぎて疲れているなど。
そんな時の対策方法として1番良いのが良い餌である”バナナ”などをあげることです。
バナナはゼリーなどと違い直ぐに虫が湧きますので、管理に関しては面倒ですが、栄養に関してはえぐいぐらいあります。
ですので、少し弱っているな…と思った時はバナナを小さく切ってあげると元気がない個体も復活する可能性があります。
対処方法2,飼育環境の変更
カブトムシの元気がない時の対処方法2つ目は「飼育環境の変更」です。
飼育環境は常に清潔にするべきと上記でも言いましたが、他にも飼育環境はカブトムシの元気に直結しています。
例えば、空気穴の確保であったり飼育ケースのサイズなども影響しています。
なので、飼育をしていて元気がないなと思った際は、対処1で紹介した餌も大事なのですが飼育環境も意識してみてください。
まとめ:寿命には敵わない対策
本記事では「カブトムシが元気ない時の対処方法|寿命には絶対敵わない」についてお話してきました。
カブトムシが元気ないときは、まず復活することを考えて欲しいのですが、寿命が原因であれば対策をしたところで絶対敵いません。
ですので、対策を講じて元気が出ないのであれば仕方がないと割り切り、少しでも元気が出れば”ばんばんざい”で良いでしょう。
筆者はブリーダーとしてカブトムシを飼育していますが、復活する個体としない個体を大体5:5の確率です。
10匹程度個人で飼育していれば、下手すれば高確率で復活するかもしれません。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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