バッタ

バッタを飼育する際の餌にキャベツは使えるの?|おすすめはしない

手軽に飼育することができる昆虫は色々ある中でも”バッタ”は比較的容易に飼育することができる生き物です。

そんなバッタを飼育するときに、どんな餌が必要なの?と気になる項目があります。

何の餌が必要なのかは別途記事→ で紹介していますので、詳しくはそちらをご覧ください。

この記事では、バッタを飼育する際の餌にキャベツは使えるのか?と言うことについてご紹介していきます。

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バッタの餌にキャベツを使えるの?

そもそも、バッタの餌にキャベツを使えるのか?についての結論は=使えるけど別に良い餌があると言えます。

と、言うのも日本に生息するバッタの中でもほとんどの種類がイネ科を好むため、ぶっちゃけキャベツなどをわざわざ準備する必要はありません。

特に「トノサマバッタ・ショウリョウバッタ・クルマバッタ」を飼育しているのであれば、庭に生えてるイネ科のものの方が普通に好んで食べます。

ですので、キャベツよりも庭、河川敷や畑などに生えているものをあげる方が費用も要らずに飼育することができます。




キャベツを手軽に手に入れる方法

一番おすすめなのはイネ科の雑草などをあげる方が良いのですが、もしキャベツをあげるのであれば手に入れる方法はできるだけお得な方が良いでしょう。

ですので、ここではキャベツをほぼ無料で手軽に手に入れる方法を紹介していきます。

方法1,家のあまりもの

キャベツを手に入れる方法1つ目は「家のあまりもの」です。

キャベツは比較的色々な料理に使用するため、意外と購入する頻度は高いですし、使わない部分も普通に出てきます。

ですので、一番良いのはバッタのためにわざわざ購入したキャベツではなく自分達が食べるように購入したキャベツを餌に別途流用することです。

これであれば0円とは言えないものの、ほぼタダ同然でバッタの餌として手に入れることができます。

方法2,農家さんに声をかける

キャベツを手に入れる方法2つ目は「農家さんに声をかける」です。

少し難易度は上がるものの、家の近所などにキャベツを育てている農家さんがいるのであれば声をかけるのもありだと思います。

例えば、農家さんに「キャベツ1玉ください!」と言うのは関係性がなければNGですが、「千切れたキャベツをバッタの餌としてください!」はほとんど貰えます。

と、言うのも千切れたところは虫食いがあったり、見栄えが悪い部分で農家さんも捨てるところですので抵抗なく貰えます。

特に、子どもが言えば日本の農家さんは優しいため、笑顔で貰えますのでぜひ声をかけてみてください。

方法3,スーパーなどのあまりものを貰う

キャベツを手に入れる方法3つ目は「スーパーなどのあまりものを貰う」です。

キャベツを購入する場所はほとんどがスーパーだと思いますが、そこにも実は貰える方法があります。

と、言うのもスーパーではキャベツを売るために見栄えの悪い部分を剥がして捨てたり、色々なお客さんが触ってみたりするため破れる場合があります。

この際に実は近くのゴミ箱にキャベツの切れ端が入っていたり、スーパーの裏に破棄しているものがあったりします。

しかし、これは商売をされている場所ですので、必ずバッタの餌としてと言う理由をつけた上で必ず店員さんに聞いてください。※言わなければ犯罪になる可能性があります。

また、忙しい時は迷惑になる可能性があるため、忙しくなさそうな時に聞きましょう。




バッタの餌にキャベツをおすすめしない理由

バッタの餌としてキャベツを使うことは全然できますが、決しておすすめの餌という訳ではありません。

これには色々と理由がありますので、下記では3つの理由について解説していきます。

理由1,コスパが悪い

バッタの餌にキャベツをおすすめしない理由1つ目は「コスパが悪い」です。

これは上記でも言いましたが、キャベツは料理に使わない限り別途準備する必要がありますので、お金や時間がかかります。

もちろん、料理に使っている主婦の方や一人暮らしの方はキャベツの方が下手すればコスパが良い可能性もあります。

しかし、準備する必要があるのであれば、庭に生えているイネ科の雑草の方が無料で手軽に手に入れることができるので、そちらの方がおすすめです。

理由2,キャベツがNGなバッタも存在する

バッタの餌にキャベツをおすすめしない理由2つ目は「キャベツがNGなバッタも存在する」です。

バッタは基本的に雑食と言われる昆虫ですので、別になんでも食べるのですが、中にはキャベツを食べられない個体も存在すると言われています。

全ての個体で実験した訳ではないため、真偽は明確ではありませんので参考程度にしてください。

理由3,水分が吹き出る

バッタの餌にキャベツをおすすめしない理由3つ目は「水分が吹き出る」です。

キャベツは新鮮であればあるほど水分を含んでおりまして、これは乾燥を好むバッタにとってはケース内が湿気で生きづらくなる可能性があります。

できればキャベツを与えるのであれば新鮮な硬いシャキシャキのものよりも、乾燥気味のものを与える方がおすすめです。

バッタは基本的に餌から水分を補給していますので、別途濡らしすぎたり新鮮なものを与えるのはご注意ください。

まとめ:バッタの餌はイネ科が一番

本記事では「バッタを飼育する際の餌にキャベツは使えるの?|おすすめはしない」についてお話していきます。

キャベツはバッタの餌になると言われれば”なります”が、決して一番良い選択肢ではありません。

できれば、無料で手に入るイネ科の雑草の方がバッタは好んで食べますし、健康にも良い、また人間の財布にも優しいです。

しかし、勝手に河川敷の雑草を持ち帰るのも法律が関わってきますので、河川敷で採取するのであれば役所に連絡する方が良いと思います。

また、田んぼなどでも同じく私有地になるため、知り合いや関係性が深い方以外の土地で採取するのも注意してください。

庭であれば自分の土地ですので、気兼ねなく採取してバッタにあげてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他にも、昆虫に関する情報や豆知識記事などもありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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